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更新日:平成26年9月29日

蜂刺され災害を防ごう

    夏場の林業作業で留意すべきものに蜂刺されがあります。刺す蜂の中で怖いのはスズメバチとアシナガバチです。特にスズメバチは攻撃性も強く、刺された場合危険な状態に陥ることもあり、注意が必要です。
我が国では、野外で作業する林業従事者はもとより、一般の人々も含めて全国で毎年20人強の方が蜂刺されで亡くなっています(図1)。

 

1.蜂の攻撃の特徴

蜂は、いきなり無差別に人を攻撃するわけではありませんが、スズメバチを例にとれば、次の4段階があります。

(ア)巣への接近に対する警戒
巣の出入口や表面にいる蜂が、近づいた人や動物を注視する一方で、一部は巣を離れて周囲を飛び回ります。
(イ)巣への接近に対する威嚇
警戒のため巣を離れた蜂が人や動物に接近し、高い羽音を発して、上下、左右をまとわりつくように飛び回ります。
(ウ)巣への間接的刺激に対する攻撃
蜂の威嚇を無視したり、これに気がつかないとき、また、巣に震動を与えたとき等は、巣内から多くの蜂が飛び出して大騒ぎとなります。こんなときは、威嚇中の蜂のほか、巣の中からも次々と飛び出して、相手にまっすぐ飛びかかり毒針で刺します。
(エ)巣への直接的刺激に対する攻撃
巣を直接に刺激したり、巣を破損した場合等は、巣内から多くの蜂が一斉に巣の外へ飛び出してきて威嚇なしにいきなり相手に飛びかかり、すぐに刺します。

 

 

2.刺されたときの症状
蜂に刺されたときの症状としては、刺されたところを中心にその周りに症状が出る局所症状、刺されたところだけでなく、体中に症状が出る全身症状があります。
全身症状のうち、息をするのも苦しくなり、物を飲み込めなくなり、声がしわがれて全身の力が抜け、意識が遠のくなど、一刻を争って緊急措置をとらなければならない場合もあります。

 

 

3.蜂災害を防ぐには
蜂による被害をなくすためには、先ず刺されないことが基本です。
蜂に刺されないためには、巣に近寄らない、巣に振動などの刺激を与えない、巣の近くでは作業をしないことや、防蜂網の着用、蜂の殺虫スプレーの携行が大切です。
蜂刺されのおそれのある場所で作業する場合は、あらかじめ蜂アレルギーの検査または診察を受け、重篤なアレルギー反応を起こすおそれのある林業従事者は、自動注射器を携行するなどの対応が必要です。
林野庁では、蜂災害を防ぐため、蜂に刺されないための予防措置、蜂アレルギー検査、自動注射器の購入、蜂災害防止のための普及活動について支援しています。

 

 

注:自動注射器とは
蜂毒に起因するアナフィラキシーショックを防ぐための自己注射キット。 この注射器の使用には、あらかじめ登録医師の処方が必要です。
登録医師の情報や購入方法については、「林業・木材製造業労働災害防止協会」のホームページで確認できます。

 

 (図1)日本における蜂刺されの死亡者数等

(単位:人)

区      分 H20年 H21年 H22年 H23年 H24年 H25年
蜂刺され死亡者数

15

13

20

16

22

24

    林業従事死亡者数

0

1

1

0

0

2

    資料:蜂刺され死亡者数は「人口動態統計」(厚生労働省)、林業従事死亡者数は林野庁調べ。

 

お問い合わせ先

林政部経営課林業労働対策室
担当者:労働安全衛生班
代表:03-3502-8111(内線6085)
ダイヤルイン:03-3502-1629
FAX:03-3502-1649

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