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林野庁

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トピックス


トピックス1 平成30年7月豪雨や北海道胆振東部地震による災害の発生と復旧への取組

➢ 平成30年7月豪雨により、広島県を始め西日本の広域で山腹崩壊等による災害が発生し、林野関係では林地荒廃、木材加工・流通施設等に約1,659億円もの甚大な被害

➢ 平成30年北海道胆振東部地震により、北海道胆振地方を中心に山腹崩壊等による災害が発生し、林野関係では約475億円の甚大な被害

➢ 林野庁では、府県や道からの要請等に応じ、災害発生直後から合同ヘリ調査の実施や技術職員の派遣等による迅速な被害状況の把握、災害復旧事業により早期復旧に努めるとともに、特に山地災害が集中した東広島市においては、民有林直轄治山事業に着手

➢ また、相次ぐ自然災害を受け、地方自治体や地域住民等の関係者が一丸となって、事前防災・減災に向けた「国土強靭(じん)化」の取組を推進

平成30年7月豪雨による被災状況
北海道胆振東部地震による被災状況

トピックス2 国連気候変動枠組条約第24回締約国会議(COP24)

COP24の様子

➢ 先進国、途上国を問わず全ての締約国が参加する公平かつ実効的な枠組みである「パリ協定」が2015年に採択

➢ 2018年12月にポーランドでCOP24が行われ、2020年以降のパリ協定の本格運用に向けて実施指針を採択

➢ 森林による吸収量の計上ルールが整備されたことにより、温室効果ガス排出削減目標の達成に森林吸収源対策が引き続き重要な役割を果たしていくことが期待


トピックス3 ますます進んでいく非住宅・中高層建築物の木造化・木質化の取組

江東区立有明西学園(東京都江東区)

➢ 今後のモデルとなり得るCLTを始めとした新たな木質部材等を活用した非住宅・中高層建築物の建設が各地で進行

➢ 経済同友会やJAPIC(日本プロジェクト産業協議会)といった経済団体等により、建築物の木造化・木質化による木材需要拡大に向けた取組が推進、木材利用に取り組もうとする民間企業・団体等によるウッド・チェンジ・ネットワークを立ち上げ

➢ 木材利用推進中央協議会が実施する木材利用優良施設コンクールに、2018年度から内閣総理大臣賞が創設され、江東区立有明西学園が受賞


トピックス4 森林・林業・木材産業と持続可能な開発目標(SDGs)

持続可能な世界を実現するための17の目標

➢ 2015年に国連総会において採択されたSDGs(持続可能な開発目標)は、持続可能な世界を実現するための17の目標・169のターゲットから構成

➢ 目標15「陸の豊かさも守ろう」の達成のため、林業の成長産業化と森林の多面的機能の発揮に向けた取組が必要

➢ また、森林・林業・木材産業に関わる様々な主体の取組は、目標15を始め、安全な水の確保や山地防災を通じた持続可能で強靱な国土の形成、クリーンエネルギー化の推進等の14の目標の達成に貢献


トピックス5 「第69回全国植樹祭」が福島県で開催

写真提供:福島県

➢ 2018年6月、天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎ、平成最後の全国植樹祭となる第69回全国植樹祭が、福島県南相馬(みなみそうま)市で開催

➢ 東日本大震災で大きな被害を受けた地域に海岸防災林を育てるため、天皇陛下がクロマツの苗木をお手植えされたほか、復興状況等をご視察

➢ 天皇皇后両陛下が全国植樹祭御臨席に際して賜れた御製(和歌)
 「生ひ立ちて防災林に育てよとくろまつを植(う)う福島の地に」

お問合せ先

林政部企画課

担当者:年次報告班
代表:03-3502-8111(内線6061)
ダイヤルイン:03-6744-2219

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