平成28年度住民懇談会の概要について
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平成30年4月を始期とする北上川中流森林計画区、米代川森林計画区、庄内森林計画区の森林計画を策定する前の段階において、地域の皆様からのご意見を聴いて森林計画に反映させることを目的に住民懇談会を開催したので、その概要をお知らせします。 なお、詳細は各計画区の森林管理署ホームページでご覧いただけます。 |
1 北上川中流森林計画区の住民懇談会（岩手南部森林管理署、岩手南部森林管理署遠野支署）
（1）開催日時
平成29年1月24日（火曜日）13時30分～16時00分
（2） 開催場所
奥州市江刺生涯学習センター（岩手県）
（3） 参加者
一般参加者、森林計画検討委員・国有林モニター、県及び市町村の担当者等21名 森林管理局、森林管理署26名 計47名
（4） 主な意見等の概要
- 北上市にある大手製紙工場では広葉樹の丸太が入ってこないので危機感を持っている。国有林で広葉樹を生産できる状況にしてほしい。
- 岩手県内の国有林の人工林、天然林別の面積、スギ、カラマツ等の資源量が知りたい。
- 巨樹、古木は地域のシンボルとなっているものもあるので、伐採計画箇所であっても残してほしい。
- 老木はナラ枯れになりやすいそうだが、夏油の山では若い木にも被害がある。抜本的に森林の若返りをしてほしい。
- ニホンジカによる森林被害がてでいる。ニホンジカのほかにもイノシシが出てきているが森林被害はないのか。
- 鳥獣被害は民有林と連携して対策してほしい。
- 子供が小さい頃から森林に親しむような教育をもっとできないか。
北上川中流森林計画区住民懇談会資料(PDF : 3,437KB)
2 米代川森林計画区の住民懇談会（米代東部森林管理署、米代東部森林管理署上小阿仁支署、米代西部森林管理署）
（1） 開催日時
平成28年11月10日（木曜日）13時30分～16時20分
（2） 開催場所
北秋田市交流文化センター（秋田県）
（3） 参加者
一般参加者、森林計画検討委員・国有林モニター、県及び市町村の担当者等29名 森林管理局、森林管理署34名 計63名
（4） 主な意見等の概要
- 森林・林業に関して、国が取り組んでいる内容等を広くPRしていってほしい。
- 猛禽類に配慮した施業をお願いし、安定して生息できるような環境作りをしてほしい。
- 「緑の回廊」を竜ヶ森まで延ばしてほしい。
- 森林整備や森林レクリエーションの利用のため、林道の整備をお願いしたい。
- 山に捨てられている間伐材を循環させる仕組みを作り、バイオマスに対する取組の強化を要望する。
- 民有林への技術的支援や人材育成等をお願いしたい。
- 松くい虫やナラ枯れの森林病虫害防除について、官民一体で行ってほしい。
- クマ、シカ、イノシシ等からの獣害を防ぐ観点から、森林と人里の間に緩衝帯を設ける事など考えて頂きたい。
3 庄内森林計画区の住民懇談会（庄内森林管理署）
（1） 開催日時
平成28年12月14日（水曜日）13時00分～16時15分
（2） 開催場所
鶴岡市マリカ 西館3階 市民ホール（山形県）
（3） 参加者
一般参加者、森林計画検討委員・国有林モニター、県及び市町村の担当者等28名 森林管理局、森林管理署26名 計54名
（4） 主な意見等の概要
- 子孫が継続して木材を使っていけるよう、伐採後の植栽や天然更新をしっかり行ってほしい。
- 針葉樹が適していなかった山は広葉樹に戻すなど、それぞれの地域に適した木を植えてほしい。
- 松くい虫被害が過去最大となり憂慮している。引き続き予防・伐倒駆除をしっかり行ってほしい。
- 庄内海岸林の機能維持のため、松くい虫被害木伐採後はマツノザイセンチュウ抵抗性クロマツ苗の植栽を検討してほしい。
- 路網計画や森林施業等が円滑に行えるよう、民有林・国有林の連携を進めてほしい。
- 森林の利用には、木材生産のみならず森林浴など人の心身を和らげるような視点も重要である。
- 小学生や保育園児による「遊々の森」活動当の森林環境教育への技術指導や、地域のボランティア活動等への協力を引き続き行ってほしい。
庄内森林計画区住民懇談会資料(PDF : 7,988KB)
お問合せ先
計画保全部 計画課
担当者：計画課長
ダイヤルイン：018-836-2204
