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四国森林管理局

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    ニッポン高度紙工業株式会社、特定非営利活動法人四国自然史科学研究センターと四国森林管理局が緑の回廊に関する協定を締結しました

    令和元年12月23日
    四国森林管理局

    1.   四国森林管理局では、生物多様性の保全等の観点から、国有林において「四国山地緑の回廊」を設定し、森林生態系を構成する多様な野生生物の移動経路の確保に努めてきました。


    2.   ニッポン高度紙工業株式会社はその趣旨に賛同し、社有林を四国森林管理局の「緑の回廊」の設定方針に準じて管理することとしました。また、管理を適切に行うため、特定非営利活動法人四国自然史科学研究センターが当該森林のモニタリングを行います。
        情報共有や森林の取扱いについて連携するため、ニッポン高度紙工業株式会社と特定非営利活動法人四国自然史科学研究センター、並びに四国森林管理局は12月19日に「(四国山地緑の回廊)の連携に係る協定」を締結しました。


    3.   締結式では、ニッポン高度紙工業株式会社代表取締役社長から「水源涵養を目的に16年前に安芸市に社有林を取得し、間伐等の活動をしてきた。生物多様性の保全、持続可能な社会、「Sustainable Development Goals」の略称SDGsといった我々が考えている目的と、緑の回廊の目的は合致した。協定を契機に人工林から動植物が豊かな広葉樹の森に少しずつ置き換えていきたい」、特定非営利活動法人四国自然史科学研究センター理事長から「社有林のモニタリングを任されることは光栄。調査研究を進め、適切な管理に貢献していきたい」、四国森林管理局長から「協定により緑の回廊の充実が期待される。国民の期待に応え、豊かな森林を次世代に継承していきたい」との挨拶がありました。
        なお、民有林と連携した緑の回廊は四国では初の事例、また、私有林と連携した緑の回廊は全国初の事例です。

    <参考資料>
    「四国山地緑の回廊」の連携に係る協定書(PDF : 614KB)
    協定書用図面(PDF : 1,291KB)

    お問合せ先

    四国森林管理局 計画課
    ダイヤルイン:088-821-2100