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四国森林管理局

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    三嶺の森の再生を目指したボランティア等によるニホンジカ防護ネットを補修しました

    令和元年10月18日
    高知中部森林管理署

      去る10月5日(土曜日)、秋晴れの下、高知中部森林管理署と「三嶺の森をまもるみんなの会」の主催により、三嶺山系の別府山国有林55林班外(白髪山避難小屋から平和丸登山道周辺)において、植生回復と森の再生を目的に、ボランティアによるニホンジカ食害防護ネットの補修作業を実施しました。

      この活動は、2007年から実施しており、今回で33回を数え、延べ3千8百人のボランティアに参加頂いている息の長い活動として定着しています。

      今回は、2010年から2014年にかけてボランティアにより設置したニホンジカ食害防護ネットが積雪や倒木によって倒れたり、破れたりした箇所の補修・撤去作業を中心に行いました。

      当日は、登山口から現地まで急傾斜地を片道約2時間にもかかわらず、親子連れの参加者を始め、高知県、南国市、香美市、香南市、仁淀川消防組合の職員に加え、高知工科大学、高知農業高校の生徒を含めた86名の一般ボランティアに参加頂き、四国森林管理局・高知中部森林管理署職員18名を合わせ、総勢104名での作業となりました。

      現地に到着した参加者は、登山の疲れをものともせず4箇所に分かられ、当署職員等の指導を受けながら、予備のネットで穴をふさいだり、支柱を交換するなどの補修作業を実施しました。今回の参加者全員が白髪山避難小屋から平和丸登山道周辺の植生が少しずつ回復しつつあることを確認できたことにより、今までの活動の成果を実感頂いたものと考えています。

      今後においても多くの方々と協力しながら、ニホンジカの食害から三嶺の森を守る活動を続けていきたいと思います。


    お問合せ先

    高知中部森林管理署
    ダイヤルイン:0887-58-3131
    FAX番号:0887-58-2449