森林整備・事業の取組
高知中部森林管理署では、国有林の公益的機能の維持増進を図るとともに、 持続可能な森林管理を通じて、地域社会や産業への貢献に取り組んでいます。
■ 森林管理の基本的な考え方
国有林の管理経営に当たっては、公益的機能の維持増進を旨とした管理経営を推進するため、 重視すべき機能に応じて「水源涵養タイプ」「山地災害防止タイプ」 「森林空間利用タイプ」「自然維持タイプ」に区分し、 それぞれの機能の発揮に資する森林施業を実施しています。
当署管内では、水源涵養をはじめとする多様な機能の発揮が求められており、 地域の実情に応じた森林管理を行っています。
■ 間伐・木材の安定供給
自然環境の保全と生物多様性に十分配慮しながら、間伐等の森林整備を着実に実施し、 国有林の有する公益的機能をより一層発揮するとともに、 地球温暖化防止への貢献、木材の安定供給や林業の成長産業化に貢献するよう努めています。
■ 造林・森林の循環利用
森林資源を循環的に造成するため、伐採を実施した跡地にはスギ・ヒノキ等を植栽し、 その後も下刈り等の手入れを行いながら健全な森林への整備を行っています。
■ ニホンジカ食害対策
近年、ニホンジカによる食害が、スギ・ヒノキの人工林はもとより、 石立山や西熊山を含む三嶺山系の優れた自然環境の維持が危ぶまれるなど、 深刻な問題となっています。
このため、囲い罠や檻罠等を利用した捕獲対策や防護対策に取り組むとともに、 ボランティアの協力を得ながら、防護柵の設置等を実施しています。
■ 治山対策の強化
台風や豪雨等による災害から地域の安全・安心を守るとともに、 流域治水に資するため、治山対策の強化に取り組んでいます。
災害の未然防止及び被災箇所の復旧を目的として、 治山事業を実施し、地域の安全確保と国土保全に努めています。
■ 保安林・自然環境の保全
管内の国有林野の多くは保安林に指定されており、 水源かん養や土砂流出の防止など、国土保全に重要な役割を担っています。
また、「石立山生物群集保護林」「西熊山生物群集保護林」を設定し、 地域固有の生物群集を有する森林の保護を図っています。
さらに、森林の連続性を確保し、生物多様性の保全を図るため、 緑の回廊の設定により広域的な森林生態系の保全に取り組んでいます。
お問合せ先
高知中部森林管理署
〒781-4401
高知県香美市物部町大栃1539
TEL:0887-58-3131 / 050-3160-6175




