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四国森林管理局

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    国有林で高知県立林業大学校学生による植付け等の作業実習を実施

    令和4年3月1日
    高知中部森林管理署

     高知中部森林管理署では、平成29年11月22日に四国森林管理局と高知県との間で締結した高知県立林業大学校における人材育成に向けた連携及び協力に関する協定に基づき、同大学校における人材育成に積極的に連携・協力支援しています。

     本年度も、香美市に存する谷相山国有林において下刈作業、猪野々山国有林において、地拵え・シカ防護ネット設置・歩道作設作業の実習を、林業大学校基礎課程の学生23名を対象に行ってきており、新型コロナウイルス感染症のため十分な指導ができなかったところもありましたが、今年度最後となる植付けと単木保護ネットの設置実習を3月1日に実施しました。

     当日は実習開始から、あいにく小雨がちらつく不安定な天候となりましたが、実習開始にあたり当署の森林技術指導官より「作業中は手元・足元に十分注意し、作業間隔を保ち安全作業を行って頂きたい」と挨拶。

     引き続き、職員より作業方法や器具類等の設置や取扱の説明が行われた後、学生14名を4班に分け職員12名がそれぞれ各班に分かれ、作業指導に当たり実習を行いました。

     作業を開始すると植付けや単木保護具設置作業という慣れない作業に悪戦苦闘する学生の姿が見て取れましたが、職員から「苗木を引っ張って簡単に抜けるようでは踏み固めが甘いよ」、「単木保護具が地面と隙間が空かないように」、「単木保護具から苗木がはみ出さないように」、といった指導の言葉が飛び交い、思った以上に手間と労力が必要な作業であることを実感した様子でした。徐々に要領をつかんでくると学生達の作業スピードも上がり、各班とも予定していた苗木本数を無事時間内に植栽することができました。

     作業終了後には、技術普及課企画官より学生たちに、「この一年間、基礎課程で学んできた林業技術を生かし、より技術を磨き活躍して頂きたい。」との挨拶があり、今年度の全作業実習を終えました。

     高知中部森林管理署としては、今後においても引き続き、高知県の林業を担う人材を育成する取組の一端を担っていきたいと考えています。

    作業開始前
    作業開始前の説明

    植穴掘り
    植穴掘り作業

    並んで植付作業
    並んで植付作業中

    苗木に土を被し
    土を被せて(植付作業)

     植付終了
    植付終了

    単木保護設置
    単木保護設置開始
    単木保護設置
    単木保護の支柱設置中
    単木保護設置
    単木保護設置完了

    お問合せ先

    高知中部森林管理署
    ダイヤルイン:0887-58-3131
    FAX番号:0887-58-2449