複層林への誘導に係る現地検討会を開催しました。
掲載日:令和7年1月9日
計画課
令和6年11月20日(水曜日)、高知県幡多郡三原村にある「多様な森林づくり見える化プロジェクト」区域内の国有林(粟畑山国有林1016い林小班)において、複層林への誘導に係る現地検討会を開催しました。
当日の参加者は環境省、高知県、四万十市、三原村、林業事業体、四万十森林管理署、愛媛森林管理署及び四国森林管理局関係課(計82名)で、複層林への誘導に係る伐採(誘導伐)区域の設定の考え方や課題等について意見交換を行いました。
意見交換では、(ア)3段林の上層木は、3回目の伐採時には大径化して作業道での搬出には安全面や効率面に課題があるので2段林の方が作業しやすい、(イ)等高線に沿った伐区設定よりも等高線と直角となるような伐区設定の方が搬出は容易で下木の損傷が少ないなどの意見が出ました。
今後も地域の皆様からご意見を頂きながら、一緒に多様で健全な森林づくりを進めていきます。引き続きのご協力をよろしくお願いいたします。
〇多様な森林づくり見える化プロジェクトとは
森林の有する多面的機能の持続的な発揮等に向け、多様で健全な森林づくりにおける施業方法等を見える化し、その課題や改善策等について地域の皆様と一緒に検討しながら森林づくりを進めていくことを目的としたプロジェクトです。
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