「えひめ愛南の林業と木炭」実施概要について
令和7年12月19日
愛媛森林管理署
令和7年12月17日(水)、愛媛県農林水産研究所林業研究センターから研修講師の依頼を受け、保育間伐【活用型】請負事業跡地において、間伐と木材生産について説明しました。
研修会は、女性向け林業学習・体験を「えひめ愛南の林業と木炭」と題し、研究センターが参加者を募集し、参加17名中11名が女性でした。
・参加者の自己紹介では、国有林の列状間伐の方法に興味があり、勉強して帰りたい。
・自伐林家なので、列状間伐の設定方法を知りたい。
・山がきれいになれば、川下の水がきれいになるので林業にすごく関心がある。
等の発言がありました。
当署からは職員2名が参加し篠山国有林3073林班において、愛媛署の組織機構・管内概要・管理経営の方針を紹介し、列状間伐の跡地では、点状間伐と列状間伐の違いや林分の混み具合を知る指標として、形状比や樹冠長率を説明しました。
参加者からは
・列間隔は何mか
・列の位置をどのように決定しているのか
・スギ・ヒノキで列幅に違いがあるのか
等の質問がありました。
また、ドローンの基本操作方法や注意事項を説明し、実演飛行を見学後、参加者全員にドローンを実際に操作してもらいました。
参加者からは、
・初めてドローンを飛ばすことができた良かった
・上空から列状間伐の様子が確認でき、列の状況がよく分かった
等の感想がありました。
午後には、場所を変え白炭の生産とその現状を学ぶ研修が開催されました。
愛媛署は、地域の林業研究グループ等からの依頼があれば、ドローン操作技術の研修や国有林野事業の紹介を積極的に実施していきます。
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| 愛媛署の組織機構・管内概要の説明の様子 | ドローン操作の説明の様子 |
お問合せ先
愛媛森林管理署
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