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九州森林管理局

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    自然情報写真集

    ムシカリ(別名オオカメノキ)

    「スイカズラ科ガマズミ属」

    落葉小高木で、よく分枝し茂り高さ6mほどになる。北海道から九州までの山地に分布し、枝先に直径6~14cmの散房花序をだし、白い花を多数つける。葉がよく虫に食われるので「虫食われ」がムシカリになったという。

    マンサク

    「マンサク科マンサク属」

    落葉小高木または低木で、関東西部から九州に分布している。山地のやや乾いた斜面や尾根の林内に生育する、花は3~4月に葉が展開する前に開花し、短い柄の先に黄色の花が数個集まってつく。

    オオヤマレンゲ

    「モクレン科モクレン属」

    落葉低木~小高木で高さ約5mになり、関東以西から九州に分布する。葉は互生で幅5~12cmの倒卵形、花は5~7月に葉が展開後枝先に直径5~10cmの白い花を下向きまたは横向きにつける。

    コケモモ

    「ツツジ科スノキ属」

    高山に生える常緑小低木で北海道から九州ばで分布している。高さは5~20cmで乾いた草地やハイマツの下にはえる。
    葉は互生で1cm前後の楕円形、6~7月に淡紅紫色の花が咲く。果実は球形で赤く熟して食べられる。

    ハルリンドウ

    「リンドウ科リンドウ属」

    リンドウは秋に咲くが、その名のとおり春に咲く。北海道から九州まで分布し、日当たりの良いやや湿り気のあるところに生える2年草。高さ10cmほどで、花期は3~5月、茎頂に長さ2~3cmの漏斗状鐘形の紫がかった紺色の花を咲かせる。

    ノハナショウブ

    「アヤメ科アヤメ属」

    湿地や湿り気のある草地に生える多年草で、北海道から九州まで分布している。葉は剣状で6~7月に赤紫色の花をつける、外花被片の中央基部には黄色の斑紋がある。

    イワカガミ

    「イワウメ科イワカガミ属」

    山地の岩場や高山の草地に生える常緑の多年草で北海道から九州まで分布する。葉は根ぎわに集まってつき、円形で鋸歯がある。表面に光沢がありことから〈岩鏡〉の名がついた。花は4月から7月で淡紅色の花を3~6個つける。