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九州森林管理局

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    大分森林管理署

    森林の機能類型

    国有林の管理経営に当たっては、公益重視の管理経営を一層推進することとし、箇々の国有林を重視すべき機能に応じて、「山地災害防止タイプ」、「自然維持タイプ」、「森林空間利用タイプ」、「快適環境形成タイプ」、「水源涵養タイプ」に5区分し、公益林として適切な施業を推進しています。

    山地災害防止タイプ

    災害に強い国土基盤を形成する観点から、山地災害防止及び土壌保全機能の発揮を第一とする森林です。 

     管内の山地災害防止タイプの主な森林

    由布岳の北側の国有林は、約30haに及ぶ崩壊地があり大正4年から治山工事を実施していることから、山地災害防止タイプに区分しています。

    なお、治山事業に関する説明は「治山事業の概要」のページに掲載しています。

    由布鶴見嶽国有林 由布鶴見嶽国有林
    由布岳の北側(由布市、由布鶴見嶽国有林) 由布岳の北側(由布市、由布鶴見嶽国有林)

    自然維持タイプ

    生態系としての森林の重要性を踏まえた観点から、原生的な森林生態系や希少な生物の成育・生息する森林など属地的な生物多様性保全機能の発揮を第一とする森林です。

    管内の自然維持タイプの主な森林

    祖母山から木谷山、傾山、新百姓山を経由して木山内岳までの稜線付近の国有林は、保護林の一つである森林生態系保護地域に指定していることから、自然維持タイプに区分しています。

    鑛山国有林 上畑奥岳国有林
    祖母山の南東側(豊後大野市、鑛山国有林) 傾山の西側(豊後大野市、上畑奥岳国有林)

    森林空間利用タイプ

    国民の皆様に憩いと学びの場を提供したり、豊かな自然景観や歴史的風致を構成する観点から、保健、レクリエーション、文化機能の発揮を第一とする森林です。 

    管内の森林空間利用タイプの主な森林

    レクリエーションの森(由布鶴見岳自然休養林、くじゅう山風景林、祖母山風景林)に指定している国有林は、森林空間利用タイプに区分しています。

    なお、レクリエーションの森の詳細は「レクリエーションの森」のページに掲載しています。

    久住山国有林 久住山国有林
    くじゅう連山の扇ヶ鼻(竹田市、久住山国有林) 久住山南登山道沿い(竹田市、久住山国有林)

    快適環境形成タイプ

    騒音、粉塵等から地域の快適な生活環境を保全する観点から、快適環境形成機能の発揮を第一とする森林です。

    なお、当署の管内でこのタイプに区分した国有林はありません。

    水源涵養タイプ

    良質な水の安定供給を確保する観点から、水源涵養機能の発揮を第一とする森林です。

    なお、水源涵養機能は全ての国有林において発揮が期待される機能であることから、上記のタイプ以外の国有林は水源涵養タイプに区分しています。

    管内の水源涵養タイプの主な森林

    佐伯市内の北川ダムや黒沢ダムの周辺の国有林は、水源涵養タイプに区分しています。

    小日平国有林 青山国有林
    北川ダム湖の周辺(佐伯市、小日平国有林) 黒沢ダムの周辺(佐伯市、青山国有林)

    お問合せ先

    大分森林管理署
    TEL:097-532-9281
    FAX(非常時のみ):097-532-2357