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九州森林管理局

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    平成22年度第1回屋久島世界遺産地域科学委員会ヤクシカ・ワーキンググループに
    ついて

    屋久島世界遺産地域におけるヤクシカ被害について対策を講じるにあたり、科学的知見に基づいた助言を得ることを目的として、屋久島世界遺産地域科学委員会の下に設置されたヤクシカ・ワーキンググループの第1回会合が平成22年10月15日に鹿児島市で開催されたのでその概要についてお知らせします。

    概要

      平成5年12月に世界遺産に登録された屋久島の保全管理に当たっては、「屋久島世界遺産地域連絡会議」(九州地方環境事務所、九州森林管理局、鹿児島県、鹿児島県教育委員会、屋久島町で構成)を設置するとともに、屋久島世界遺産地域管理計画を策定し、緊密な連携・協力のもと、巡視の励行、適正な利用の誘導、情報提供・環境教育活動、調査研究・モニタリングなどに努めてきました。
      現在、屋久島においては、利用者の増加による影響、ヤクシカによる植生被害、関係機関や研究者等がそれぞれ実施している自然環境に関する調査研究・モニタリングの調整などが課題となっています。
      このため、九州地方環境事務所、九州森林管理局、鹿児島県、鹿児島県教育委員会、屋久島町は屋久島の世界遺産ととしての価値を将来にわたって確実に保全するため、学識者で構成する「屋久島世界遺産地域科学委員会」を昨年6月に設置しました。
      昨年度は屋久島世界遺産地域の概要とこれまでの経緯について整理を行うとともに、世界遺産としての屋久島の価値、管理の基本方針やその方策等について議論を行い、本年7月の今年度第1回委員会においては管理の基本方針やその方策等について議論を行うとともに、屋久島世界遺産地域におけるヤクシカ被害について対策を講じるにあたり、科学的知見に基づいた助言を得ることを目的として屋久島遺産地域科学委員会設置要綱に基づき「屋久島世界遺産地域科学委員会ヤクシカ・ワーキンググループ」を設置しました。
      今回、ヤクシカ・ワーキンググループの第1回目の会合を開催し、世界遺産地域におけるヤクシカによる森林植生等への被害及び生息状況等の確認や関係機関における取組状況、シカ被害対策に対する対応方策等について議論を行いました。

    開催日時・場所

    日   時 : 平成22年10月15日(金)(13:00~15:30)
    場   所 : 宝山ホール(鹿児島県文化センター)  3階第6会議室 

    主な議事                          

    (1)世界遺産地域におけるヤクシカによる森林植生等への被害及び生息状況等の確認 
    (2)関係機関における取組状況(取組の現状と今後の計画等)   
    (3)世界遺産地域におけるシカ被害対策への対応方策 
    (4)屋久島生態系維持回復事業計画(霧島屋久国立公園) 
    (5)その他

    資料一覧

    議事次第(PDF:5KB)
    委員名簿(PDF:7KB)
    屋久島世界遺産地域科学委員会ヤクシカ・ワーキンググループの設置について(PDF:7KB)
    資料1 ヤクシカによる森林植生等への被害状況(PDF:2,376KB)
    資料2 ヤクシカの生息状況(PDF:770KB)
    資料3 環境省の取組(PDF:1,262KB)
    資料4 鹿児島県の取組(PDF:47KB)
    資料5-1 林野庁の取組(PDF:10,143KB)  
    資料5-2 林野庁の取組別添資料(PDF:4,570KB)  
    資料6 屋久島町野生動物保護管理ミーティングの取組(PDF:1,221KB)
    資料7 世界遺産地域におけるシカ被害対策への対応方策(PDF:647KB)
    資料8 屋久島生態系維持回復事業計画(霧島屋久国立公園)(PDF:177KB)
    資料9 今後のスケジュール外(PDF:4KB)

    議事録

    議事概要(案)(PDF:27KB)

    お問合せ先

    計画保全部保全課
    担当者:野生鳥獣管理指導官
    ダイヤルイン:096-328-3546
    FAX:096-353-1965