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京都大阪森林管理事務所

創刊号

2007年11月1日

京都大阪森林管理事務所メールニュース

京都大阪森林管理事務所メールニュースを創刊
皆さんの登録をお待ちしています。

皆様

日頃、当京都大阪森林管理事務所の事業実施に当たりまして、ご理解・ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、この度、当所では、当所の最新の活動状況について、一般の方々に広くご理解いただくため、メールニュース「平安」を発刊することと致しました。
今後、継続して配信をご希望される場合は、下記の「購読登録」へのリンクを通じて、購読の登録をしていただけるよう、よろしくお願いいたします。

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京都大阪森林管理事務所長 福田 淳

平成19年11月1日発行「平安」創刊号

平安
創刊号
平成19年11月 1日

林野庁近畿中国森林管理局
京都大阪森林管理事務所メールニュース

(目次)
1. はじめに
2. 10月のニュース

(1)「古事の森」育成イベントを開催

(2)パンフレット「京都の国有林」を作成

(3)嵯峨御流いけばな展「ニッポンノケシキ」に協賛

(4)京都大学の学生実習を受け入れ

(5)清水小学校で今年4回目の森林教室を開催

(6)JICA研修生を受け入れ

(7)林木育種センター関西育種場が来訪

(8)日本経済新聞が「手旗造林」を紹介

(9)一般競争入札を導入

3. 11月のお知らせ

4. 編集室から

1. はじめに

日に日に秋の気配が深まりつつありますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
さて、私ども京都大阪森林管理事務所では、この度、メールニュース「平安」を創刊することと致しました。
京都大阪森林管理事務所では、京都営林署時代の昭和55年より、毎年1回程度、広報誌「平安」を所(署)独自に作成してきましたが、諸般の事情により、平成16年8月の第50号以降、休刊状態となっておりました。今般、近年におけるインターネットや電子メールの急速な普及を踏まえ、広報誌「平安」を紙媒体から電子媒体に移行することと致しました。今後は、毎月1回程度、メールニュース「平安」を皆様方にお届けして、当森林管理事務所の活動につき、紹介させて頂きたいと考えております。
今後とも、当森林管理事務所の活動につき、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2. 10月のニュース

(1)「古事の森」育成イベントを開催

10月14日(日曜日)に鞍馬山国有林内の「京都古事の森」で、「『古事の森』育成イベント」を開催しました。当日は、一般募集の42名と鞍馬小学校の6名、合計48名が参加して、約100年生のヒノキ林の下に植栽された5年生の苗木を支柱に結びつける作業を体験してもらいました。参加者からは、苗木の生育状況やシカによる食害などについて、熱心な質問が多数ありました。
イベント終了後は、京都森林インストラクター会のご協力を得て、希望者のみで、貴船神社周辺での植物観察会を行いました。
来年以降も、「京都古事の森」で一般参加によるイベントを開催する予定ですので、ご関心のある方は、是非ご参加下さい。
(※「古事の森」:伝統的木造建築物の修復用材を供給することを目的として、数百年にわたる超長伐期施業を行う森林。平成14年に鞍馬山国有林で初めて設定。)

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(2)パンフレット「京都の国有林」を作成

京都市内には、東山、北山、西山に約1,400haの国有林が所在しています。例えば、「清水の舞台」から見た左手、「大文字山」の左側、「嵐山渡月橋」の正面など、国有林は重要な景観の一部を成しています。
この度、京都の国有林を多くの皆様に知っていただくため、パンフレット「京都の国有林」を作成致しました。パンフレットには、京都の国有林の写真や国有林の場所が分かる地図などが掲載されています。
パンフレットは、以下のリンクより入手できます。なお、印刷物も若干の余部がありますので、ご希望の方は、当事務所までご連絡下さい。

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(3)嵯峨御流いけばな展「ニッポンノケシキ」に協賛

10月24日(水曜日)から26日(金曜日)にかけて、JR京都駅構内で、「いけばな嵯峨御流」によるイベント「ニッポンノケシキ」が開催されました。このイベントは、「守りたい原風景、取り戻したい心象風景」と題して、いけばなの展示により自然景観の保全を訴えるものです。
当所では、イベントの趣旨に賛同して、京都市内の国有林を紹介するパンフレット「京都の国有林」1万枚を会場で配布するとともに、当所の名義入りのスタッフ用品の提供を行いました。

(4)京都大学の学生実習を受け入れ

10月9日(火曜日)に、京都大学農学部森林科学科の2回生46名(引率:松下幸司助教授)が「森林科学実習4」の一環として、鞍馬山国有林の「京都古事の森」の見学に訪れました。現地では、職員より、「古事の森」や複層林施業、シカの食害などのトピックについて説明を行いました。学生からは、シカの食害対策について熱心な質問が多数寄せられました。最後に、所長より、「京都における森林施業のあり方」をテーマとするレポートの提出を課題として与えました。

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(5)清水小学校で今年4回目の森林教室を開催

10月29日(月曜日)に、清水小学校において、3年生及び4年生合計35名の参加により、「間伐体験~山の仕事を学ぼう!~秋の山の観察」をテーマとする今年度4回目の森林体験学習を開催しました。
当日は、朝、学校を出発後、清水寺の参道から高台寺山国有林に入り、秋の山を観察しながら元気に坂道を登りました。
広場到着後、職員から、紙芝居「森のおくりもの」を上演して、森林の機能について、分かり易く説明を行いました。その後、間伐作業の体験に移り、職員による実演の後、先生方2名に間伐作業の体験をしていただきました。間伐では、直径10cmほどのヒノキを1本ずつ鉈と鋸で伐採して頂きました。生徒達は、間伐木が倒れる様子を見て、驚きの声をあげていました。
倒した間伐木は、生徒みんなで汗をかきながら厚さ1cmずつに切り落として、名札の材料にしました。
次回は、11月下旬に、里山について学習する予定です。

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(6)JICA研修生を受け入れ

10月18日(木曜日)に、JICAの主催する「平成19年度ベトナム国国別研修:森林管理技術研修」の一環として、ベトナムから5名の研修生を受け入れました。当日は、所にて福田所長より管内概要の説明を行った後、京都市京北地域の北山丸太生産協同組合を見学するとともに、鞍馬山国有林の「古事の森」を見学して頂きました。
また、10月25日(木曜日)には、海外林業コンサルタンツの主催する「持続可能な森林経営の実践活動促進研修」として、プルキナファソ、カンボジア、コロンビア、グアテマラ、インドネシア、ラオス、マラウィ、ミャンマー、フィリピン、ベトナムからの研修生12名を受け入れました。当日は、所にて福田所長より英語で管内概要を説明した後、鞍馬山、嵐山、高台寺山の各国有林を見学して頂きました。

(7)林木育種センター関西育種場が来訪

10月29日(月曜日)から30日(火曜日)にかけて、(独)森林総合研究所林木育種センター関西育種場の竹本場長ほか3名が来訪し、マツノザンセンチュウ抵抗性マツの育成のため、銀閣寺山国有林などにおいて、アカマツの種の採取をしました。
林木育種センターでは、「マツノザイセンチュウ抵抗性育種事業」として、マツノザイセンチュウに対する抵抗性を有するアカマツ・クロマツの品種開発を行っております。開発に当たっては、松枯れの広がりにも関わらず生き残ったマツ(候補木)から採種・採穂を行い、養生した苗木にマツノザイセンチュウを接種して検定を行っています。今回の訪問では、銀閣寺山国有林の尾根筋に残ったアカマツから採種をして頂きました。
あわせて、当所とともに金閣寺を訪問して、金閣寺の緒方執事と抵抗性マツの取り扱いにつき意見交換を行いました。

(8)日本経済新聞で「手旗造林」が紹介される

10月29日(月曜日)の日本経済新聞(関西版)夕刊記事「『街変える』京の100年計画」の中で、昭和11年に東山国有林で行われた「手旗造林」が紹介されました。
昭和9年の室戸台風により、東山国有林では大量の風倒木被害が発生しましたが、当時の大阪営林局により、早急に復旧の取組が行われました。その仕上げとして、昭和11年5月から7月にかけて、京都市内から林内の担当者に対して、「手旗信号」で景観上の不良箇所を伝達することより、苗木の補植を行いました。この取組が「手旗造林」と呼ばれています(「東山国有林風致計画」より(昭和11年9月、大阪営林局))。

(9)一般競争入札を導入

国有林野事業では、契約の一層の適正化を図るため、治山・林道などの建設工事と造林・生産事業について、本格的に一般競争入札を導入しました。
これは、価格が少額である場合等の例外を除き、これまでの指名競争入札から一般競争入札に全面的に切り替えるものです。これによって、より契約の透明性が高まるものと期待されます。なお、入札情報は、以下のホームページでも公開しています。

/kyoku/keiri/tyoutatu/tyoutatu/tyoutatukankeijyouhou.htm

3. 11月のお知らせ

4. 編集室より

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