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2007年10月16日
イベントレポート 19-1
~みんなで森づくり~
「古事の森」育成イベント--鞍馬山国有林にて--
平成19年10月14日(日曜)
参加者の皆さんでヒノキの苗木を支柱に固定
鞍馬山国有林に設定した「古事の森」において、京都古事の森育成協議会の主催による「『京都古事の森』育成イベント」を開催しました。
当日は、一般応募により42名、鞍馬小学校からの小学生が6名、合計48名のご参加頂きました。
当所からは11名の職員が出席して、イベントの運営を担当いたしました。
紙芝居「森のおくりもの」
午前9時半~
鞍馬小学校の児童を対象とした「森林教室」を開催して、紙芝居「森のおくりもの」により森林のはたらきを学ぶとともに、丸太切りの体験、名札づくりを楽しんでもらいました。
丸太切りに奮闘中
楽しく名札づくり
午前10時半~
開会式では、まず、古事の森育成協議会会長の高井貴船神社宮司より開会の挨拶をいただいた後、当所の福田所長より、イベントの趣旨説明を含めた挨拶がありました。その後、坪倉上賀茂森林事務所森林官より、具体的な作業手順についての説明がありました。
ご挨拶頂いた高井貴船神社宮司
ヒノキの苗木を支柱に固定
開会式終了後
15分ほどかけて坂道を登り「古事の森」現地に到着。現地では、参加者の皆様に、シカ食害防止のために設置したヘキサチューブ(プラスチック製の筒)を外した後の苗木を麻ひもで支柱に固定する作業をしました。参加者は、はじめ、急斜面での慣れない作業に戸惑っている様子でしたが、次第に要領を得て、手際よく作業を進めすことができたようでした。
作業終了後
下山し、高橋京都市林業振興課長より閉会の挨拶を頂いて、正午過ぎに閉会しました。
午後
希望者のみにて、京都インストラクター会の協力により、貴船神社周辺の植物観察会を実施しました。
午後の自然観察会
イベント参加者からは、「良い汗をかいた」「森林づくりの難しさがよく分かった」「シカ食害の深刻さがよく分かった」などの声が聞かれました。
(以上)