「虫がいるから森は嫌い!」も一つの始まり?

梅雨を控えた6月4日、「北中学校遊々の森」活動が実施されました。毎年3回程度、地域の人達を講師に招きながら、遊々の森まで徒歩15分という地の利を生かし、学校独自の森林環境教育を展開しています。中学生になると、はずかしさもあり、この手の活動はちょっと斜に構えるお年頃。「キャ～！ムシ～！」と大騒ぎする子供もいれば、講師の話を夢中にメモする子供まで様々です。何を得るかはその子供次第ですが、何事も経験しなければ始まりません。子供の成長も森林の成長も、すぐに効果の現れる手法はありませんが、子どもの視点に合わせたプログラムを提供し、活動を継続させることが大切だと感じました。

「森林インストラクターによる自然観察」