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下越森林管理署について

 

概要

新潟県には、国有林野事業が所管する約287千ヘクタールの国有林があり、上越、中越、下越の3森林管理署、下越森林管理署村上支署で管理しています。
そして当下越署は約81千ヘクタールを管理しています。


胎内スキー場(胎内市)


林況

水土保全林、森林と人との共生林及び資源の循環利用林の割合を比較すると、全国と関東森林管理局では、それぞれ、およそ5~6割、3~4割、1~2割となっていますが、下越森林管理署の割合をみると、それぞれ4割、6割、1割未満と、大きく異なっています。
この理由は、下越署の国有林が、飯豊連峰を中心に、貴重な野生動植物などにより構成されている森林生態系を維持しながら、水源のかん養、土砂流出などを防ぐための管理を行う必要がある一方で、朝日連峰や飯豊連峰につながる、奥胎内や二王子岳、湯の平、湯ヶ島などの山岳コース、また、年間30万人もの人たちが登山やハイキングなどで訪れる五頭連峰とその周辺、さらには、日本一小さいといわれる櫛形山脈など、自然公園に指定され、景観の良い名山が多く、登山をはじめとする森林レクリエーションにも利用されるところが多いことによるものです。その結果、木材生産を主とする資源の循環利用林の人工林割合は1%にも充たず、新潟県の民有林資源の循環利用林比率(2割)の約20分の1に留まっています。
また、これらの国有林のうち、約63千ヘクタールは、水源かん養、土砂流出の防備、土砂崩壊の防備などの保安林(管内面積4分の3)に指定され、地域の皆さんの生活や安全のために役立っています。

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