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ハクサンイチゲ

ハクサンイチゲ

ハクサンイチゲ
(キンポウゲ科・イチリンソウ属)白山一花

 

Anemone narcissiflora Linn. 属名(アネモネ)地中海産のアネモネのギリシャ名で風の娘の意。一説にギリシャ神話の美青年Adonisのセム語名。彼の血によって本属の真紅の東洋種が咲いたという。種小名はスイセン属(Narcissus)のような花の

本州中部の高山草地に生える多年生草本。草丈10~40cm。根出葉は長柄をもった3出複葉、小葉には深く鋭い多数の欠刻がある。茎葉は柄を欠き、細い片に欠刻した4枚が輪生、その間から数本の花柄が上伸する。花は径約2cm、花弁状萼片は5~7枚で白色、中央に雌しべと多数の黄色い葯が目立つ雄しべが、丸く螺旋状に並ぶ。花期は7~8月。そう果は緑色で数個密集する。

飯豊山を含む高山帯の湿った草地・窪地等に大きな群落のお花畑をつくる。

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