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林野庁

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漆の造り方

樹液の分泌が活発になる6月にウルシの木に傷をつけて、そこから滲み出た樹液を10月頃まで採取します。樹液を採取するのは樹齢10~20年に達した木で、採取したら枯れてしまうので、その年に伐採します。
そして、切り株から出た芽を育てて、また同じ営みを繰り返していきます。1本のウルシの木から採れる樹液は約200gで、大変貴重なものです。この採取したままの樹液を「原料生漆」といい、木の皮などのゴミをろ過したものを「精製生漆」といいます。「精製生漆」は、塗料としての目的に応じて、さらに精製・加工されます。

    漆掻き              漆の精製
                 漆掻き                                                          漆の精製

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