新たな用途
木炭は、燃料用以外の用途でも幅広く使われてきましたが、最近では、これら新用途木炭としての需要が増加しています。
土壌改良用 |
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農業における土壌の透水性、保肥性、肥効性の改良、土壌微生物相の活性化などの効果が期待され、多く使われています。地力増進法(昭和59年法第34号)の政令で木炭は土壌改良資材として指定されています。 |
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水質浄化用 |
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河川・湖沼等に木炭を敷設すると、木炭の吸着効果等により汚濁物質が除去され、水質の浄化が図られます。また、木炭の孔隙に住み着いた微生物による汚濁物質の分解も期待できます。 |
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床下調湿用 |
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住宅の床下に敷設すると、梅雨期等に床下の湿度及び木材の含水率が高まるのを緩和し、木材の腐朽を防ぎます。また、室内等を適切な湿度に保つことによって、カビの発生を防ぎ、それをエサとする微生物やシロアリの被害を防ぐことになります。 |
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飲料水用 |
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木炭の吸着性や孔隙に住み着く微生物が、塩素やカビ臭のもとになる有機物を吸着・分解することから、市販の浄水器と同様な効果が期待できます。 |
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消臭用 |
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木炭内部の微細な孔隙による吸着性を活かし、アンモニアや塵など空気中の不純物を吸着することにより、汚れた空気の浄化と消臭効果が期待できます。 |
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鮮度保持用 |
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生鮮野菜やくだものは、収穫直後からエチレンガスを発生し、これが熟成・老化を早める原因にもなります。吸着性のすぐれた木炭を使うと、この生鮮果菜類が自ら発するエチレンガスを吸収し、熟成・老化を遅らせます。 |
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風呂用 |
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木炭がアルカリ性であることから、浴槽のお湯をアルカリ性に変え、温泉と同じような入浴効果が得られます。また、お湯自体の浄化も期待できます。 |
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寝具用 |
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木炭の多孔質性から通気性・頭寒・除湿などの効果が期待できます。また、木炭粒によるマッサージ効果やリラクゼーション効果も期待できます。 |
お問合せ先
林政部経営課特用林産対策室代表:03-3502-8111(内線6086)
ダイヤルイン:03-3502-8059