山地災害の発生状況
局地的な集中豪雨の増加
近年は局地的な集中豪雨が頻発する傾向が強まっており、地域によってはこれまでにない激甚な災害が発生しやすい状況となりつつあるといえます。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書(第1作業部会)では、今後極端な降水がより強く、頻繁になる可能性が非常に高いと報告されています。
1時間降水量50mm以上の年間発生回数
※全国のアメダス地点で1時間降水量が50mm以上となった
年間発生回数(1,300地点あたりの回数に換算)
気象庁「図全国の1時間降水量50mm以上の年間発生回数の経年変化(1976~2024年)」
(https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/extreme/extreme_p.html)を加工して記載
出典:(一社)日本治山治水協会、編集:(一社)全国林業改良普及協会
最近5カ年間(令和2年~令和6年)に発生した山地災害による被害は、年平均で約1,400箇所、被害額約628億円となっています。 令和6年においては、令和6年能登半島地震、7月の豪雨や9月の豪雨等により、激甚な山地災害が発生しました。
最近における山地災害の発生状況(PDF : 204KB)
令和6年の山地災害の発生状況(PDF : 74KB)
7月25日からの大雨により林地荒廃が発生(山形県酒田市)
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森林整備部治山課山地災害対策室
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ダイヤルイン:03-3501-4756