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プレスリリース

「令和6年(2024年)木材需給表」の公表について

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令和7年11月21日
林野庁
〇令和6年(2024年)の木材自給率は42.5%

林野庁は、「令和6年(2024年)木材需給表」を取りまとめました。

1. 木材需給表の概要

林野庁は、毎年(1月~12月)の木材需給の状況を明らかにするため、農林水産省「木材統計調査」、「特用林産物生産統計調査」、「木質バイオマスエネルギー利用動向調査」、財務省「貿易統計」等を活用して、我が国の木材の需要・供給量を丸太換算し、用材(製材品や合板、パルプ・チップ等に用いられる木材)、しいたけ原木及び燃料材等に区分して取りまとめ、公表しています。

2. 木材の需要

令和6年(2024年)の木材の総需要量は8,187万4千立方メートルとなりました。前年と比較すると196万立方メートル(2.5%)増加しました。
これは前年に比べ、用材が24万1千立方メートル(0.4%)減少したこと、しいたけ原木が3万7千立方メートル(19.4%)減少したこと、燃料材が224万立方メートル(11.0%)増加したことによります。
また、輸出量は400万3千立方メートルとなりました。前年と比較すると60万8千立方メートル(17.9%)増加しました。

3.木材の供給

(1)国内生産
令和6年(2024年)の国内生産量は、3,480万9千立方メートルとなりました。前年と比較すると48万6千立方メートル(1.4%)増加しました。
これは前年に比べ、用材が56万5千立方メートル(2.5%)減少したこと、しいたけ原木が3万7千立方メートル(19.4%)減少したこと、燃料材が109万立方メートル(9.7%)増加したことによります。
(2)輸入
令和6年(2024年)の輸入量は、4,706万5千立方メートルとなりました。前年と比較すると147万4千立方メートル(3.2%)増加しました。
これは前年に比べ、用材が32万4千立方メートル(0.9%)増加したこと、燃料材が115万立方メートル(12.6%)増加したことによります。

4. 木材自給率の動向

令和6年(2024年)の木材自給率は42.5%となりました。前年と比較すると0.4ポイント減少しました。
用途別に見ると、建築用材等の自給率は52.9%で前年と比較すると2.4ポイント減少、非建築用材等の自給率は36.5%で前年と比較すると0.7ポイント上昇しました。

添付資料

令和6年木材需給表(PDF : 430KB)
参考資料 木材需給の推移等(PDF : 159KB)

過去の木材需給表や長期累年統計表は以下のリンクからご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/mokuzai_zyukyu/index.html

お問合せ先

林政部企画課

担当者:統計調査班
代表:03-3502-8111(内線6061)
ダイヤルイン:03-6744-2219