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プレスリリース

「令和3年木材需給表」の公表について

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令和4年9月30日
林野庁
~国産材の供給量は12年連続で増加し、木材自給率は41.1%~

林野庁は、令和3年(2021年)の木材需給に関するデータを集約・整理した「令和3年木材需給表」を取りまとめましたのでお知らせします。

1. 木材需給表の概要

林野庁は、毎年(1月~12月)の木材需給の状況を明らかにするため、農林水産省「木材統計調査」、財務省「貿易統計」、林野庁「特用林産物生産統計調査」、「木質バイオマスエネルギー利用動向調査」等を活用して、我が国の木材の需要・供給量を丸太換算し、用材(製材品や合板、パルプ・チップ等に用いられる木材)、しいたけ原木及び燃料材に区分して取りまとめ、公表しています。

2. 木材の需要

令和3年(2021年)の木材の総需要量は8,213万2千立方メートルとなりました。前年と比較すると769万3千立方メートル(10.3%)増加し、総需要量は令和元年(2019年)と同水準まで回復しました。
これは前年に比べ、用材が575万立法メートル(9.4%)増加したこと、しいたけ原木が4千立方メートル(1.7%)増加したこと、燃料材が193万9千立方メートル(15.1%)増加したことによります。
また、輸出量は325万1千立方メートルとなりました。前年と比較すると24万2千立方メートル(8.0%)増加しました。

3.木材の供給

(1)国内生産
令和3年(2021年)の国内生産量は、3,372万3千立方メートルとなりました。前年と比較すると257万4千立方メートル(8.3%)増加しました。国内生産量は、平成22年から12年連続で増加しています。
これは前年に比べ、用材が214万7千立方メートル(9.8%)増加したこと、しいたけ原木が4千立方メートル(1.7%)増加したこと、燃料材が42万3千立方メートル(4.7%)増加したことによります。
(2)輸入
令和3年(2021年)の輸入量は、4,840万9千立方メートルとなりました。前年と比較すると511万9千立方メートル(11.8%)増加しました。
これは前年に比べ、用材が360万3千立方メートル(9.1%)増加したこと、燃料材が151万6千立方メートル(39.1%)増加したことによります。

4. 木材自給率の動向

令和3年(2021年)の木材自給率は41.1%となりました。前年と比較すると0.7ポイント低下しました。
このうち、建築用材等の自給率は48.0%で前年と比較すると0.8ポイント上昇、非建築用材等の自給率は35.5%で前年と比較すると2.0ポイント低下しました。

添付資料

令和3年木材需給表(PDF : 424KB)
参考資料 木材需給の推移等(PDF : 182KB)

過去の木材需給表や長期累年統計表は以下のリンクからご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/mokuzai_zyukyu/index.html

お問合せ先

林野庁林政部企画課

担当者:統計調査班 水内、笹井
代表:03-3502-8111(内線6061)
ダイヤルイン:03-6744-2219