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プレスリリース

「令和2年度 国有林野の管理経営に関する基本計画の実施状況」について

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令和3年9月30日
農林水産省

農林水産省は、国有林野事業の取組をまとめた「令和2年度 国有林野の管理経営に関する基本計画の実施状況」について取りまとめましたのでお知らせします。

1.「令和2年度 国有林野の管理経営に関する基本計画の実施状況」のポイント

国有林野の管理経営に関する基本計画の実施状況は、「国有林野の管理経営に関する法律」(昭和26年法律第246号)に基づき国有林野事業における取組をまとめ毎年度公表しているものであり、
・公益重視の管理経営の一層の推進
・民有林の経営に対する支援等森林・林業再生に向けた貢献
・「国民の森林(もり)」としての森林とのふれあいや国民参加の森林(もり)づくり等の推進
・国産材の安定供給体制の構築に向けた国有林野の林産物の供給
などについての令和2年度の取組の事例を紹介しています。
このうち、トピックスで紹介した特徴的な取組は以下のとおりです。

○ 令和2年7月豪雨への対応
令和27月に発生した大雨により、全国で多数の災害が発生し、河川の氾濫等甚大な災害が発生しました。
九州森林管理局では、山地災害が集中した熊本県芦北町等において、民有林の林地が崩壊した箇所の復旧等を国の直轄代行により施工する事業を開始しました。また、中部森林管理局及び九州森林管理局では、JAXAが緊急観測したデータを活用することにより効率的に調査し、調査状況をモバイルアプリケーション等を用いてリアルタイムで関係者に共有しました。

○ 国有林野事業における新型コロナウイルス感染症の影響への対応
令和2年度は、新型コロナウイルス感染症が多くの社会・経済活動に大きな影響を与え、国有林野事業においては、地域における新型コロナウイルス感染症の拡大防止を図りつつ、公共工事などの業務を着実に実行してきました。
令和2年度当初は素材(丸太)需要が減少、木材価格が下落するなど影響が広がっていたため、各地域の需要等を踏まえながら、立木販売の公告延期等に取り組んだ事例や、3密を避ける「新しい生活様式」を踏まえて、デジタル技術を活用した国有林野の魅力の発信に積極的に取り組みました。

全文については、次の当省ホームページから御覧になれます。
https://www.rinya.maff.go.jp/j/kokuyu_rinya/jissi/

2.林政審議会の意見の概要について

この実施状況の公表に当たっては、林政審議会の意見を聴くこととされています。
令和399日(木曜日)に開催された林政審議会において、公表することが適当である旨の答申がありました。

林政審議会の配布資料等については、次の当省ホームページから御覧になれます。
https://www.rinya.maff.go.jp/j/rinsei/singikai/index.html

3.(参考)「国有林野の管理経営に関する基本計画の実施状況」について

農林水産大臣は、「国有林野の管理経営に関する法律」に基づき、5年ごとに策定する「国有林野の管理経営に関する基本計画」の実施状況について、林政審議会の意見を聴いた上で毎年9月末までに前年度の実施状況及び当該実施状況に対する林政審議会の意見の概要を公表しています。

「国有林野の管理経営に関する基本計画」(平成301225日策定)
https://www.rinya.maff.go.jp/j/kokuyu_rinya/kanri_keiei/kihon_keikaku.html

お問合せ先

林野庁国有林野部経営企画課

担当者:企画班 長谷川、野村
代表:03-3502-8111(内線6288)
ダイヤルイン:03-3502-1027

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