平成29年度国有林火災跡地におけるモニタリング調査事業の概要
事業の概要
平成29年4月29日に福島県浪江町の国有林で発生(同年5月10日鎮火)した林野火災跡地における森林内の空間線量率、樹木及び土壌に含まれる放射性セシウム 濃度等のモニタリングを継続的に実施しています。火災鎮火後の関係機関と連携して行った実態調査では、燃焼箇所及び非燃焼箇所で空間線量率に明確な差は見られ なかったこと、火災によって下草が失われ、土壌浸食が起こりやすくなっているとみられ、直ちに土壌流出を防止する対策が必要な状況ではないものの、引き続き注 意していく必要があると考えられました。
このため、林野庁では、平成29年(2017)年度から浪江町の国有林で発生した林野火災跡地(約75㏊)において、火災後の放射性物質の動態、森林内の土壌流出の形跡及び兆候について把握に取り組んできています。
調査方法や調査結果の分析等については、学識経験者の指導・助言を得ながら行ってきています。
参考
<添付資料>平成29年度国有林火災跡地におけるモニタリング調査事業の結果概要(PDF : 925KB)
<その他>
平成29年6月23日付けプレスリリース「福島県浪江町・双葉町国有林火災跡地の実態調査の結果について」
https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/gyoumu/170623.html
お問合せ先
国有林野部業務課
担当者:特別災害技術班
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ダイヤルイン:03-3503-2038