「平成28年度 第2回 林政審議会 施策部会」の概要について
11月2日(水曜日)に開催された「平成28年度 第2回 林政審議会 施策部会」の概要をお知らせします。1.日時及び場所
平成28年11月2日(水曜日)10時00分~12時00分農林水産省 本館7階 第3特別会議室
所在地:東京都 千代田区 霞が関 1-2-1
2.議題
(1)「平成28年度森林・林業白書」の検討について(2)その他
3.概要
「平成28年度森林・林業白書」について議論が行われ、委員から主に以下のような意見等が出されました。
トピックスにある熊本地震への対応の記述では、木造家屋の耐震性や、災害復旧に際しての林野庁の対応の特徴、森林が果たした役割等についても盛り込んではどうか。
・木材自給率が5年連続で上昇していることは、もっと国民にアピールすべき。目につきやすいところに盛り込んではどうか。
・特集では、外国との生産性の違いなど、我が国の置かれた状況も紹介しながら、それぞれの技術を導入する必要性の背景について適切に記述すべき。
・林業の生産性は、素材生産の効率のみが着目されがちだが、特集において、伐った後の再造林も生産性の要素に含めたことは評価できる。資源の循環利用を進めるためにはどうすればよいのかを念頭に執筆していただきたい。
・特集では、新たな技術がまだ普及しきれていないことを踏まえ、多くの事例を取り上げ、普及についての記述も充実させるべき。
・2015年農林業センサスは、5年に1度の調査であり、状況が大きく変化していることから、丁寧な結果の分析を期待する。
・木材産業の章の動向に関して、平成28年度の新設住宅着工戸数は増加傾向にあると思う。今後の実際の動きをよくみて記述すべき。
CLTの建築物など、木材利用の事例を多数取り上げてほしい。
国有林が技術開発や人材育成等で民有林に貢献していることを、もっと記載してよいのでは。構成も含めて検討していただきたい。
4.その他
これまでの検討状況については、下記アドレスをご覧下さい。https://www.rinya.maff.go.jp/j/rinsei/singikai/index.html
お問合せ先
林政部企画課
担当者:年次報告班
代表:03-3502-8111(内線6061)
ダイヤルイン:03-6744-2219