世界森林資源評価2025(FRA2025)に関するアジア地域ワークショップ
令和5年10月30日(月曜日)から11月2日(木曜日)までの間、世界森林資源評価2025(Global Forest Resources Assessment : FRA2025)に関するアジア地域ワークショップが東京で開催されました。
本ワークショップは、FAOが5年毎に作成する森林資源評価の作業に当たり、報告データの質や整合性の改善のため世界各地で担当者の能力開発を目的としており、アジア地域では本年4月に第1回ワークショップがタイ(バンコク)で開催されました。それに続き、第2回ワークショップは、FAOと林野庁の共催で、アジア・大洋州の国々を招き、日本(東京)で開催されました。
今回作業を行ったFRA2025は、2025年に公表予定です。
1.主催
林野庁、国際連合食糧農業機関(FAO)
2.開催日時・場所
日程:令和5年10月30日(月曜日)~11月2日(木曜日)
場所:会場(東京都中央区L stay & grow 晴海)、フィールドトリップ(東京都檜原村)
3.出席者
各国政府出席者(約20カ国)、国際連合食糧農業機関(Food and Agriculture Organization of the United Nations: FAO)、国際熱帯木材機関(The International Tropical Timber Organization: ITTO)、森林総合研究所から約35名が参加。
4.プログラム(アジェンダ(PDF : 182KB))
(1)10月30日(月曜日)午前
<開会挨拶>
谷本 哲朗(農林水産省 林野庁 海外林業協力室長)
Mr. Örjan Jonsson(FAO, Forestry officer)
Mr. Jean Claudon(ITTO, Statistical Assistant)
(2)10月30日(月曜日)午後、31日(火曜日)、11月2日(木曜日)
<FRA2025報告に関する技術部会>
オンライン・プラットフォームを利用し、報告データについての議論・入力作業を行いました。
(3)令和5年11月1日(水曜日)
<フィールドトリップ>
フィールドトリップとして、檜原村(東京都民の森、檜原森のおもちゃ美術館)を訪問しました。
都民の森では、都民の森管理事務所職員のガイドにより三頭大滝までの遊歩道を散策し、日本の森林について説明を受けました。檜原森のおもちゃ美術館では、施設内の見学や木製のおもちゃに実際に触ることを通し、日本の木材利用について理解を深めました。
お問合せ先
森林整備部計画課海外林業協力室
ダイヤルイン:03-3591-8449