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第30回APEC違法伐採及び関連する貿易専門家グループ会合(EGILAT30)の結果について


2026年7月29日・30日に第30回APEC違法伐採及び関連する貿易専門家グループ会合(EGILAT30)が中国(深セン)で開催されました。

1.EGILATについて

違法伐採及び関連する貿易専門家グループ(Expert Group on Illegal Logging and Associated TradeEGILAT))は、2011年に、違法伐採対策及び合法木材の貿易推進を目的として、APECSCE(経済・技術協力運営委員会)の下に設立された作業部会です。EGILATの活動内容は、違法伐採対策及び合法木材の貿易推進に関する情報共有や意見交換、関係者の能力開発等です。EGILATでは、毎年2回、専門家会合を開催して、各エコノミー間の情報交換を推進しています。

2.出席エコノミー

今回の会合には、APECの21エコノミーのうち、豪州、カナダ、チリ、中国、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、パプアニューギニア、ペルー、フィリピン、ロシア、台湾、タイ、米国及びベトナムの18エコノミーが参加しました。

3.主な議題

(1)各エコノミーにおける違法伐採対策の取組状況
豪州、中国、メキシコ、タイ、米国から、自国の違法伐採対策の最新動向等が共有されました。政府と産業界の双方向コミュニケーションや、省庁横断的な違法木材取締り体制の強化の重要性が指摘されました。

(2)木材合法性に関する法律・制度の情報更新
各エコノミーの木材合法性に関する法律・制度をまとめた文書(TLGT)の提出・更新状況について報告が行われました。中国・マレーシアが今年TLGTを更新したほか、複数のエコノミーから更新作業中である旨が報告されました。

(3)関連機関からの発表について
APEC加盟エコノミー以外の関連機関である、ITTO(国際熱帯木材機関)、IWPA(国際木材製品協会)、PEFC(森林認証プログラム)、Forest Trends、RECOFTC(アジア大洋州林業訓練センター地域共同体)からそれぞれの取組が紹介されました。

(4)テーマ別議論
「変化する規制環境における合法木材貿易の促進」をテーマに各エコノミー間で自由な意見交換が行われました。複数規制への対応による重複コンプライアンス負担、中小事業者・地域コミュニティへの配慮、デジタル化の機会、輸入国による相互承認の重要性等が共通の課題として共有されました。

4.次回の日程

次回EGILAT31は、2027年2月頃にベトナムで開催される予定です。

お問合せ先

林政部木材利用課木材貿易対策室

担当者:貿易第一班
ダイヤルイン:03-3502-8063