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知床森林生態系保全センター

歩くスキーで冬の森林散策

第92回レクin知床
静寂の森を歩くスキーで散策しよう

平成21年2月12日開催

今回の森林レクin知床は、葉もすっかり落ちた冬の知床の森の中を歩くスキーで散策しました。春を待つ樹木の姿や雪面に残る野生動物の痕跡等を観察しながら、葉の茂る時期とは違った冬の森の魅力に触れて頂きました。
参加者は北見や網走、斜里など集まった21名です。

コース延長は約5km。イチイの森からウトロ展望台下まで、に至る旧道を歩くスキーで散策しました。
当日は、あいにくの曇り空でしたが、暖かくまずますのコンディションでした。
写真は、イチイの森スタート地点でみんなで準備運動をしているところです。
大自然の中での準備運動、深呼吸も美味しく、背筋もしっかりのびるようでした。

スキーでの散策は、みんな一直線になるので、とても長い行列になります。
木々の葉は落ちてますが、職員から冬の葉のない時期の樹木を、樹皮や枝ぶり、枝先についた種などの特徴から見分ける方法を聞いています。
木々に雪がのって、きれいな白い花のようになっていました。

エゾシカが樹皮を食べたキハダの木の説明をしています。名前の通り鮮やかな黄色い肌が見えています。
当日は、沢山のエゾシカが見られました。

途中、森林事務所の調査を、紙芝居風に紹介し、参加者にも調査体験をしてもらいました。
調査体験では、大きなミズナラの胸高直径を測ったり、測高器を用いて樹高を測定しました。

今回のイベントでは、オジロワシやワタリガラス、あまり見ることのできないコアカゲラの姿を見ることができ、皆さん大変喜んでいました。

次回は3月1日に「早春の知床!かんじきを使って冬の森林を散策しよう」のイベントです。

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