阿寒地域は、道東中央部に位置し、千鳥火山帯の活動によってできた阿寒・屈斜路・摩周のカルデラ地形を基盤とし、火山と森と湖が織りなす豊かな太古の大自然を体感できます。
多様な環境から、植物の種類も比較的豊富で、阿寒の名を冠したメアカンキンバイ、メアカンフスマなどが生育、また、特殊な植物として阿寒湖のマリモ(国の天然記念物)や雌阿寒岳の、珍しい品種(カラフトトドマツ)の群落があり、学術的にも極めて特異な森林であることから、植物群落保護林に指定されております。
広大な森林は野生動物にとって格好の生息地になっており、ヒグマやエゾシカからネズやリスなどの大小様々なほ乳類や、クマゲラ、オオワシ、オジロワシなどの野鳥の楽園ともいわれています。
また、足寄町にあるオンネトー湯の滝では、温泉水に含まれるマンガン微生物の複合作用により、マンガン酸化物が生成され、この現象を地上でみられる貴重な場所になっております。平成12年に国の天然記念物に指定され、平成16年には地質の保護及び学術研究に役立てるために特定地理等保護林に指定し、維持・管理しています。
これらの地域の国有林には、原生的な植物群落等を守るための保護林やレクリエーションの森として自然休養林等が設定されています。
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