ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理局の概要 > 管内各センターのご紹介 > 釧路湿原森林ふれあい推進センター > 写真ピックアップ(平成21年度)
写真を通してふれあいセンターのフィールドやイベントなどを紹介しています。どうぞご覧ください。
望楼(高さ24m)から雪のパイロットフォレスト(PF)を撮影しました。現在PFでは40~50cmの積雪が見られます。写真では、葉を落としたカラマツの下に列状にトドマツが植わっているのが分かります。
キルギス国からのJICA研修生7名が、3月1日から約2週間の予定で、「日本の森林経営」について主として道内で研修しています。3月5日は「現地でできる簡易な炭焼き方法(ドラム缶式)」についてパイロットフォレストで研修しました。キルギス国ではマツクイムシによる樹木の枯損被害が発生しているため、その枯損木の有効利用の一つとして簡易な炭焼き施設で炭化できないか検討しているとのことで、今回の炭焼き研修を行いました。 (→新着情報にも関連記事があります。)
御神渡り(おみわたり)は長野県の諏訪湖が有名ですが、屈斜路湖は周囲が57kmもあり日本最大の御神渡りが見られます。その規模は、時に高さ2m、長さ10kmに及ぶとのことです。
根釧西部森林管理署と当センターの主催で「国有林の四季体験ツアー(冬)」を開催。道東弟子屈町内の摩周湖、硫黄山、屈斜路湖(砂湯)を訪れました。
左の写真が第一展望台から見た摩周湖、右の写真が屈斜路湖畔(砂湯)です。
当センターでは平成22年2月4日から25日までの3週間、北海道標茶町雷別地区の国有林(雷別地区自然再生事業箇所周辺)にカメラ式の自動撮影装置を設置し、周辺を利用している中大型哺乳類の生息状況(種類、利用頻度等)を調査しています。調査は赤外線感知装置付きの自動カメラを写真のように動物が通りそうな獣道や歩道沿いの立木に取り付けて行います。装置は24時間稼働し、動物が装置前を通過すると自動的に撮影を行います。 調査実施のお知らせはこちらまで(PDF:47KB) 平成21年12月実施分の調査結果はこちらまで(PDF:93KB)
ふれあいセンター廊下掲示板に各種情報を掲載しています。ご来所の節はぜひご覧ください。
ちなみに、これまでの掲示内容をご紹介すると、21年4月~5月は「釧路湿原自然再生協議会」、6月~7月は「雷別・PF(パイロツトフォレスト)で見られる動物」を特集しました。これらの掲示と平行して「森林環境教育通信」と題して、森林教室やイベントの内容、新聞記事等を紹介しました。
8月~9月は「森林環境教育支援の取り組み紹介」、10月は「9月のふれあいセンターのイベント紹介」、11月は「10月のふれあいセンターのイベント紹介」、12月~22年1月は「ふれあいセンター広報紙の紹介」、2月は「ふれあいセンター広報誌で見る21年度の取組」と題して、それぞれ掲示を行ってきています。
けあらし(気嵐)とは、北海道の方言だそうで、厳冬のマイナス20~25度の寒い朝、凍結しない海面や川面に白く立ち上る霧のことで、気象用語では「蒸気霧」というそうです。
今朝の釧路市は氷点下22.1度まで下がりました。釧路市で氷点下20度を下回ったのは平成15年以来7年ぶりだそうです。写真は事務所前から太平洋方向を望遠レンズで撮ったものですが、人家の向こう側の港(千代の浦漁港)に白いゆげ(けあらし)が立ち上っているのが分かるかと思います。
当センターの事務所前から見た春採湖と太平洋です。春採湖は釧路市の市街地の中にあり、周囲4.7キロメートル、面積0.36平方キロメートル、南西から東北に伸びる細長い形をしています。ヒブナの生息地として昭和12年に国の天然記念物に指定されており、市民の憩いの場としても親しまれています。12月上旬から4月上旬まで全面結氷します。
釧路湿原を代表する鳥、タンチョウ。釧路湿原周辺では1年中見られる留鳥です。冬になると給餌場を中心に群れをつくって過ごします。
写真は鶴居村の鶴見台(給餌場)です。この日は朝の冷え込みが厳しく、鶴居村では氷点下20度を下回りました。
細岡展望台から見た釧路湿原。今年は例年に比べ雪が多いようです。写真左端が釧路市内、右端が標茶町内、中央遠方が雌阿寒岳です。
新年明けましておめでとうございます。今年もこのコーナーで、写真を通してふれあいセンターのフィールドやイベントなどを紹介していきたいと思います。よろしくお願い致します。
平成22年の第1回目は、昨年12月に実施した野生動物自動撮影調査で撮影された画像の中から紹介します。 (調査結果の概要はこちらまで。)(PDF:93KB)
まずアカゲラです。キツツキの仲間で、幹をつついて昆虫類を食べたり、葉の裏についている昆虫類やカタツムリなどを捕食するほか、ホオノキなどの木の種子、果実なども採食します。全道で普通に見られる鳥です。この画像は平成21年12月1日13時21分、雷別地区自然再生事業箇所(川上郡標茶町)で撮影されたものです(鳥の部分を拡大しています) 。
次にゴジュウカラです。公園や緑地から様々なタイプの森林にまで広く生息します。幹をつついたり樹皮を剥がしたりして昆虫やクモを捕食するほか、草の種子や木の実も食べます。この画像は平成21年12月13日11時06分、雷別地区自然再生事業箇所(川上郡標茶町)で撮影されたものです(鳥の部分を拡大しています) 。
イベントで飾り炭作りに挑戦しました。写真のような缶にイガを入れフタをして、しっかり針金で止めます。これを火の中に入れ1時間ほど燃やします。さらに土に埋めて冷やせば写真のような飾り炭の完成です。
パイロットフォレストの望楼(高さ24m)から北の方向を眺めました。まだ積雪はありませんが、最低気温が氷点下10度を下回るようになってきました。カラマツはすっかり葉を落としています。
写真の下の方は、カラマツの下にトドマツが植わった2段林のため、トドマツの緑の葉が見えています。
これまで8回に分けて野生動物自動撮影調査で撮影された画像を紹介してきましたが、まだ紹介していない動物の画像を紹介します。
エゾユキウサギです。この画像は平成21年2月6日22時15分、雷別地区自然再生事業箇所(川上郡標茶町)で撮影されたものです。
フクロウです。この画像は平成21年9月10日1時51分、パイロットフォレスト(厚岸郡厚岸町)で撮影されたものです。
釧路市こども遊学館と連携し今年度2回目の親子木工教室を開催。スライド式本棚を作りました(実施日は10月25日(日曜日))。
出張で鶴居村を訪れました。ふと見上げると、タンチョウが優雅に飛んでいました。
左の写真が標茶のミズナラ(樹高24m、幹回り5.9m、推定樹齢不明、平成21年10月6日撮影)、右の写真が弟子屈のミズナラ(樹高25m、幹回り4.9m、推定樹齢450年、平成21年10月22日撮影)
根釧西部森林管理署と当センターの主催で「国有林の四季体験ツアー-秘境巡りをしませんか-」を開催。道東弟子屈町内の釣り鐘の滝とキンムトーを訪れました。
望楼から南西方向を眺めた様子。手前がカラマツ林、中程が別寒辺牛湿原、その後方が広葉樹林、その後ろの濃い緑色はトドマツ林。
望楼から北方向を眺めた様子。カラマツの葉が少し色づき始めました。写真中央から少し右側に雪をかぶった国後島の山々が見えます。
今年度、写真の木道(約400m)、チップ歩道(約550m)に一般の方々をご案内したところ、とても歩きやすいと好評でした。
山火事監視用の高さ24mの望楼に登るとパイロットフォレストのカラマツ林が一望の下に見渡せます。天気がよければ知床連山、国後島までも見えます。
左が細岡展望台から見た釧路湿原、右が第2展望台から見た別寒辺牛湿原。
北アメリカ原産の外来種で、毛皮養殖場から逃げ出したものが1960年代に道内で野生化したと言われています。
画像紹介4~8で紹介している動物は、平成21年9月3日~24日の3週間、パイロットフォレストで行った野生動物自動撮影調査で撮影された画像です。調査結果の概要はこちらまで。(PDF:151KB)
(撮影日時:9月21日13時58分撮影)
パイロットフォレストではタヌキがため糞をしている箇所が遊歩道上に何カ所も見られます。
(撮影日時:9月19日7時10分)
7月の調査に引き続き2枚撮影されました。入林に際しては、クマよけの鈴を携行し、複数で出かけるようにしています。
(撮影日時、左:9月10日14時52分、右:9月19日12時07分)
林道上を車で走っていると、時々、ノコノコ歩いている姿を見かけます。
(撮影日時:9月12日20時30分)
釧路周辺では、時々、牧草地でウシと一緒に牧草を食べている姿を見かけます。
(撮影日時、左:9月9日1時20分、右:9月13日17時38分)
パイロットフォレストで撮影された自動撮影カメラによる野生動物の画像を何回かに分けて紹介したいと思います。
今回はコウモリです。ウサギのような大きな耳に特徴があることから、ニホンウサギコウモリと思われます。
(撮影日時: 8月13日2時46分 右の写真は拡大したもの)
(撮影日時:8月18日 4時29分 右の写真は拡大したもの)
パイロットフォレストに向かう途中、きれいな虹に出会いましたので、シャッターを切りました。
当センターでは、苗木づくりのため、ミズナラやカシワのドングリを毎年採取しています。今年はどちらも実の付きがよくないようです。
パイロットフォレストでの親子森林教室の帰り、林道脇の牧草地でタンチョウのつがいと幼鳥がエサを探していました。春の終わりから初夏にかけて生まれた雛(ひな)は、すでに親とほぼ同じ大きさにまで成長していました。
7月21日の写真「親子で木工教室」でご紹介したバードテーブルを事務所の前に立ててみました。エサを置いてみたところ、さっそくスズメがやってきてついばんでいました。
8月1日(土曜日)に行われた釧路支庁林務課主催の「もりとみどりの親子体験ツアー」の一コマです。ふれあいセンターも実施に協力し、花炭(飾り炭)作りをお手伝いしました。その際の火をおこす場面ですが、都市部に住む子どもたちにとって写真のような体験は初めてではないでしょうか。写真の青ダケは九州から取り寄せたマダケです。
PF(パイロットフォレスト)の野生動物自動撮影調査で、また、ヒグマが撮影されていました(7月16日17時33分撮影)。前回撮影された場所とは3kmほど離れています。同じ個体でしょうか・・・?
画像紹介1~2で紹介している動物は、平成21年7月6日~27日の3週間、PFで行った野生動物自動撮影調査で撮影された画像です。調査結果の概要はこちらまで。(PDF:51KB)
釧路市こども遊学館と連携し親子木工教室を開催。バードテーブルを作りました。夏休みの宿題に使えるかな?
PF(パイロットフォレスト)の野生動物自動撮影調査でヒグマが撮影されました(7月9日4時07分撮影)。カメラに興味があるのでしょうか?のぞき込んでいます。
ふれあいセンター廊下掲示板に各種情報を掲載しています。ご来所の節はぜひご覧ください。
4月~5月は「釧路湿原自然再生協議会」を特集しました。
6月~7月は「雷別・PF(パイロツトフォレスト)で見られる動物」を特集しています。
PFの望楼から別寒辺牛湿原を望む。手前の薄い緑色はカラマツ林、その向こうの濃い緑色はトドマツ林。
第2展望台から見た別寒辺牛湿原。別寒辺牛川の蛇行を見ることができます。