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中部森林管理局

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    3-51赤沼田天保ヒノキ希少個体群保護林【3ha】

    赤沼田天保ヒノキ希少個体群保護林
    赤沼田天保ヒノキ希少個体群保護林
    天保年間に植栽されたヒノキ人工林

    設定目的

    江戸時代の天保てんぽ7年(1837年)に植栽されたヒノキ等の人工林で、中部森林管理局管内の国有林では最も古いヒノキ人工林です。学術上及び施業上からも貴重なため、このヒノキ個体群の保護・管理を目的とします。

    地況・林況

    飛騨ひだ山地の北向き又は東向きの緩斜面です。当該地は谷を挟んで所在し、中央を林道が横断しています。
    このヒノキ人工林は天保7年(1837 年)に植栽されたヒノキ林ですが、平成28年現在でもなお上長成長及び肥大生長を続けています。高木層はヒノキが高被度で優占しますが、一部にサワラ、スギ、ケヤキ、トチノキ等が混生しています。ヒノキの形質は優れています。
    亜高木層にはイヌブナ、オヒョウ、ミズメ、モミ等が生育します。
    標 高: 765~840m
    気 候: 冷温帯で内陸性気候の気候帯範囲
    降水量: 年平均2,466mm
    地 質: 濃飛流紋岩
    土 壌: 適潤性褐色森林土を主体に乾性褐色森林土(BB型)が分布しています。

    法指定等

    土砂流出防備保安林、試験地

    所在地

    岐阜県下呂げろ

    お問合せ先

    計画保全部計画課
    担当:生態系保全係
    ダイヤルイン:026-236-2612