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中部森林管理局

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    3-4立山オオシラビソ希少個体群保護林【75ha】

    立山オオシラビソ希少個体群保護林
    厳しい豪雪地帯のオオシラビソ天然林

    設定目的

    日本有数の豪雪地である 立山弥陀ヶ原(たてやまみだがはら)には、針葉樹の中でも積雪の多い山になるほど優勢となるオオシラビソ(アオモリトドマツ)がまとまって生育しています。豪雪地における特徴的な天然林として、当該個体群の保護・管理をしています。

    地況・林況

    当保護林は、富山県の 常願寺川(じょうがんじがわ)源流域にある弥陀ヶ原周辺の北~西向き斜面に位置しています。日本海側気候の影響を強く受け、冬季には4m以上の湿った積雪がみられます。
    植生については、オオシラビソが高木層の優占種となっていますが、風衝面や雪の影響を大きく受ける箇所では矮小化し疎林状となり、ダケカンバやコメツガ等が生育しています。

    法指定等

    土砂流出防備保安林、保健保安林、砂防指定地、中部山岳国立公園、鳥獣保護区

    所在地

    富山県 中新川(なかにいかわ)立山(たてやま)

    モニタリング調査結果

    令和2年度(PDF : 649KB)

    お問合せ先

    計画保全部計画課
    担当:生態系保全係
    ダイヤルイン:026-236-2612