3-21白駒コメツガ希少個体群保護林【183ha】
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八ヶ岳地域で最も林齢の高い亜高山性針葉樹林 |
設定目的
コメツガを主体としシラビソ、オオシラビソ等が混交している、八ヶ岳地域において最も林齢の高い林分です。塁石地帯に成林し下層に蘚苔類が発達しているなど、コメツガ林特有の形態を呈しており、学術的に貴重であるため、当該個体群の保護・管理を図ることを目的とする。地況・林況
八ヶ岳連峰中山の北東側山腹で白駒の池の南側に位置しています。コメツガを主体とし、シラビソ、オオシラビソ等の混交する林齢約215年の亜高山性針葉樹林となっています。標 高:2,150m~2,260m
気 候: 標高が2,000mを超えるために、亜寒帯湿潤気候に属し冬の寒さは非常に厳しいです。零下20度以下になることも珍しくありませんが、夏は冷涼です。
降水量: 南牧村の観測地で年平均1200mmとなっており、当該観測地よりも標高が高いことから若干多いと推測されます。
地 質: 安山岩類
土 壌:周辺は千曲川を挟む秩父古生層地帯と野辺山高原に続く火山灰地帯です。
法指定等
水源かん養保安林、八ヶ岳中信高原国定公園所在地
長野県 南佐久郡 小海町モニタリング調査結果
令和4年度(PDF : 625KB)お問合せ先
計画保全部計画課担当:生態系保全係
ダイヤルイン:026-236-2612