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中部森林管理局

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    2-7北アルプス(蝶ヶ岳・大天井岳・槍ヶ岳・穂高岳)生物群集保護林【7161ha】

    世界的に名だたる山岳地の植物群落

    設定目的

    上高地かみこうち上流部は、前穂高岳まえほだかだけ(3,090m)、奥穂高岳おくほだかだけ(3,190m)、北穂高岳きたほだかだけ(3,106m)、槍ヶ岳やりがたけ(3,180m)等、我が国有数の峰々が連なっており、中部山岳国立公園の核となっているだけでなく、世界的にも知名度の高い日本を代表する山岳景勝地です。 この地域の希少な植物群落を一体的に保護・管理しています。

    地況・林況

    当保護林は、槍ヶ岳から西穂高岳にしほたかだけまでの稜線から梓川あずさがわまでの範囲と、大天井岳おてんしょうだけから蝶ヶ岳ちょうがたけに至る範囲に位置しています。
    我が国有数の圏谷(カール)である涸沢からさわカールをはじめとする氷河地形、特徴的な稜線、大小様々な滝など、多種多様な山岳地形がみられます。
    保護林内の植生は、シラビソ、オオシラビソ、コメツガ、トウヒ等から構成される亜高山帯、ライチョウの生息地になるハイマツ等から構成される高山帯、コマクサやタカネスミレ等がみられる希少な高山植物群落があります。

    法指定等

    水源かん養保安林、土砂流出防備保安林、保健保安林、砂防指定地、特別史跡名勝天然記念物、中部山岳国立公園、鳥獣保護区

    所在地

    長野県松本まつもと市、安曇野あづみの

    モニタリング調査

    令和5年度(PDF : 4,214KB)

    お問合せ先

    計画保全部計画課
    担当:生態系保全係
    ダイヤルイン:026-236-2612