2-6 雨飾・天狗原山生物群集保護林【1565ha】
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豪雪地帯の植物群落 |
設定目的
当保護林は、冬は雪の日が多く、夏は晴天の日が多い特徴を示す日本海型気候帯に属しており、豪雪地の環境に適した性質を持つ植物が多く自生しています。ササであれば根曲竹とも呼ばれるチシマザサや、ちまきを包む際に使用されるチマキザサが分布しており、高く積もった雪が茎の途中にあるササの芽を寒さや乾燥から守る働きをすると言われています。
我が国有数の豪雪地帯である雨飾山 (1,963m)、天狗原山(2,197m)周辺におけるミヤマナラ、コメツガ、ブナ、オオコメツツジ、ミヤマハンノキ等から構成される植物群落を保護しています。
地況・林況
上信越高原国立公園西端の雨飾山から金山(2,245m)、天狗原山の間の稜線から南側の斜面に位置しています。斜面方向は主に南で、ミヤマナラ、コメツガ、ブナ、オオコメツツジ、ミヤマハンノキ等から構成される天然林となっています。法指定等
土砂流出防備保安林、妙高戸隠連山国立公園所在地
長野県 北安曇郡 小谷村モニタリング調査結果
令和5年度(PDF : 3,762KB)お問合せ先
計画保全部計画課担当:生態系保全係
ダイヤルイン:026-236-2312