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中部森林管理局

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    2-5苗場山湿原生物群集保護林【1327ha】

    苗場山湿原生物群集保護林
    苗場山湿原生物群集保護林
    我が国有数の規模の雪田植生を有する高層湿原・高山草原

    設定目的

    苗場山なえばやま の西、南斜面の一帯には、我が国でも有数の規模の雪田植生を有する高層湿原、高山草原等があります。また、大岩山おおいわやまは、東西及び南北に伸びる尾根筋に、安山岩の方状節理が発達し、切り立った断崖状の特異な景観を呈するとともに、広大な苗場山湿原の突端部となっています。

    地況・林況

    苗場山の西、南斜面には12㎢に及ぶ山頂台地にトキソウやモウセンゴケが生育する広大な湿原、大小の池沼や高山草原等が広がっています。また、この台地を取り囲むように亜高山性の針葉樹林が広がっています。
    第四紀の新しい火山で成立した地形であり、大岩山の南方から西方は高さ500mに達する断崖となっています。
    標高:約1,360~2,145m
    気候:日本海側気候区
    降水量:年降水量は2,100m(気象庁HP(津南町)参照)であり、当該地は山間豪雪地であることからこれよりも多いと推測されます。
    地質:安山岩、火山石屑類
    土壌:褐色森林土群、ポドゾル土壌群

    法指定等

    水源かん養保安林、土砂流出防備保安林、保健保安林、鳥獣保護区、上信越高原国立公園

    所在地

    長野県 下水内(しもみのち)郡 (さかえ)

    モニタリング調査結果

    令和元年度(PDF : 450KB)

    お問合せ先

    計画保全部計画課
    担当:生態系保全係
    ダイヤルイン:026-236-2612