2-3カヤの平等生物群集保護林【1400ha】
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断崖絶壁地形に分布するブナ林・亜高山性針葉樹林や高山植物群落 |
設定目的
台倉山(1,853m)の東南斜面に広がるカヤの平一帯のブナ林は、典型的な日本海型ブナ植物群落です。また、鳥甲山(2,038m)は、東・南斜面が切り立った断崖状を成し、赤色の岩肌が露出した特異な景観を呈しており、周囲に亜高山性針葉樹林が広がるとともに、山頂付近に高山植物群落が分布しています。
この地域の貴重な森林生態系の保護・管理を図るため、保護林に設定しています。
地況・林況
カヤの平一帯及び鳥甲山の北西斜面には、ブナ、カンバ等から構成される広葉樹林や、クロベ、コメツガ、オオシラビソ等から構成される亜高山針葉樹林となっています。山頂付近にはアズマシャクナゲ、ツガザクラ、シラタマノキ等の高山植物が生育しています。標高:約1,360~2,038m
気候:日本海側気候区
降水量:新潟県津南町で平均1,900mmとなっており、当該観測地よりも若干多いと推測されます。
地質:安山岩類
土壌:褐色森林土、ポドゾル土壌等
法指定等
水源かん養保安林、土砂流出防備保安林、上信越高原国立公園、県自然環境保全地域所在地
長野県 下水内郡 栄村モニタリング調査結果
令和元年度(PDF : 362KB)お問合せ先
計画保全部計画課担当:生態系保全係
ダイヤルイン:026-236-2612