2-22賤母生物群集保護林【251ha】

暖帯から温帯へと移り変わる森 |
設定目的
木曽谷南部(賤母)周辺の標高300~500mの範囲には、温帯性針葉樹を主体としつつも常緑広葉樹が混在しており、太平洋側の温帯林から暖帯林への移行帯を形成しています。これらは木曽谷の森林の中でも特異であり、地域固有の植生分布を含む森林生態系を一体的に保護しています。
地況・林況
当保護林は、長野・岐阜県境周辺の木曽川左岸に位置しています。高木層は木曽ヒノキ、サワラ、モミ、ツガ等で、低木層はヒサカキ、ウラジロガシ、ヤブツバキ等の暖帯系の常緑広葉樹を多く含む森林となっており、その構成種は500種に及ぶとされています。
法指定等
土砂流出防備保安林、保健保安林、鳥獣保護区所在地
岐阜県 中津川市長野県 木曽郡 南木曽町モニタリング調査結果
令和2年度(PDF : 315KB)お問合せ先
計画保全部計画課担当:生態系保全係
ダイヤルイン:026-236-2612