2-20御岳生物群集保護林【3122ha】
![]() |
|||
独立峰の火山に広がる固有の植物群落 |
設定目的
御岳山(3,067m)の山頂周辺には、特徴的な火山地形・地質がみられ、それに起因する雪田植生等の希少な植物群落や、亜高山帯から高山帯にかけての典型的な森林の垂直分布がみられます。これら地域固有の森林生態系の保護・管理を一体的に行っています。
地況・林況
御岳山は独立峰としては我が国で2番目に標高が高く、山頂周辺はカルデラや火山湖等の火山地形や、周氷河地形等の特徴的な地形が広がっています。高山帯にはハイマツ林や雪田植生、矮小植物群落が形成され、ライチョウの生息地となっています。亜高山帯上部にはダケカンバ林が広がり、標高が下がるにつれてシラビソ―オオシラビソ群集、コメツガ群落が垂直分布しています。
法指定等
水源かん養保安林、土砂流出防備保安林、保健保安林、御岳県立自然公園、鳥獣保護区所在地
長野県 木曽郡 王滝村、木曽町 岐阜県 高山市、下呂市モニタリング調査結果
平成30年度(PDF : 380KB)お問合せ先
計画保全部計画課担当:生態系保全係
ダイヤルイン:026-236-2612