2-18中央アルプス(駒ヶ岳)生物群集保護林【2295ha】
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中央アルプス固有の貴重な動植物群落 |
設定目的
当保護林は、将基頭山から駒ヶ岳、空木岳、越百山へと連なる中央アルプスの稜線の伊那谷側に位置しています。氷河の影響を受けた特異な地形がみられ、そこに生育する高山植物をはじめとする希少な植物群落・森林生態系の保護・管理を行っています。
地況・林況
中央アルプスは、西の木曽谷側からも東の伊那谷側からも標高差が2,000mを越える非常に急峻な山脈で、カール(圏谷)やモレーンなど様々な氷河地形がみられます。亜高山帯にはシラビソ、コメツガ、トウヒ、ダケカンバ等の天然林が広がっており、稜線周辺はハイマツ帯や風衝草原がみられます。
また、中央アルプスのみに分布するコマウスユキソウ等の貴重な高山植物や、ベニヒカゲをはじめとする高山蝶など、希少な動植物の生息地となっています。
法指定等
水源かん養保安林、土砂流出防備保安林、保健保安林、鳥獣保護区、中央アルプス国定公園所在地
長野県 駒ヶ根市、上伊那郡 宮田村、飯島町モニタリング調査結果
令和3年度(PDF : 1,139KB)お問合せ先
計画保全部計画課担当:生態系保全係
ダイヤルイン:026-236-2612