2-16南アルプス(塩見等)生物群集保護林【5206ha】
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南アルプス中央に広がる植物群落 |
設定目的
仙丈ヶ岳(3,033m)から塩見岳(3,052m)周辺に至る高山帯には、ハイマツや高山植物が生育し、亜高山帯にはサワラ、シラビソ、トウヒ、ダケカンバ等から構成される天然林が広がっています。これらの高山帯から亜高山帯に生育している植物群落を一体的に保護しています。
地況・林況
当保護林は、 三峰岳(2,999m)を中心として南北に広がる約5,200㏊の広大な区域です。植生については林齢200年前後の亜高山性の天然林が山腹を覆っており、雄大な地形と調和して壮大な景観を生み出しています。稜線付近にはハイマツと様々な高山植物が群生しており、ライチョウの重要な生息地となっています。
法指定等
水源かん養保安林、土砂流出防備保安林、南アルプス国立公園 、鳥獣保護区所在地
長野県 伊那市 長谷、下伊那郡 大鹿村お問合せ先
計画保全部計画課担当:生態系保全係
ダイヤルイン:026-236-2612