2-12浅間山生物群集保護林【1920ha】
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大規模噴火からよみがえった天然林 |
設定目的
浅間山(2,568m)は現在も活発な火山活動を続けており、江戸時代の天明大噴火(1783年)では3日間にわたる噴火で大災害が発生しました。その後の時間の経過とともに再生したカラマツ、アカマツ、ウラジロモミ、ダケカンバ等からなる天然林とともに、林内にはレンゲツツジ、スズラン、ヤナギラン等の高山植物群落が見られます。
浅間山の火山活動による特異な地理・地形に生育するこれらの植物群落を一体的に保護しています。
地況・林況
典型的な内陸性気候で、夏季は昼夜の気温差が大きく、冬季は寒さが厳しい環境に置かれています。本保護林とその周辺には溶岩流跡など、火山活動によって形成された多種多様な地形が見られます。
山麓の森林には、天然記念物に指定されているイヌワシやヤマネ、カモシカをはじめ、様々な野生動物が生息しています。
法指定等
水源かん養保安林、保健保安林、上信越高原国立公園、鳥獣保護区所在地
長野県 小諸市、北佐久郡 御代田町、軽井沢町モニタリング調査結果
令和4年度(PDF : 580KB)お問合せ先
計画保全部計画課担当:生態系保全係
ダイヤルイン:026-236-2612