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中部森林管理局

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    サンショウクイ

    Pericrocotu divaricatus

    「ピリピリピリ」となきながら飛び回ります。この鳥の名前の由来は「サンショウは小粒でもぴりりと辛い」ということわざから「山椒喰」とつけられたそうです。令和1年、白山山系 緑の回廊モニタリング調査時に撮影しました。


    生活:日本では、平地から山地にかけての落葉広葉樹林に生息します。小規模な群れを形成して、生活しますが、秋季に渡りを行う前には、大規模な群れを形成します。食性は、動物食で、木上の枝先で昆虫類、クモ等を食べ、地上に降りることはほとんどありません。高木の横枝に、枯葉や樹皮等を組み合わせ、表面に、コケをクモの糸で固めた皿状の巣を作るので、木のこぶにみえます。
    声:「ヒリリン、ヒリリン」「ピリピリピリ」
    見分け方:背面が灰色、腹が白い羽毛で覆われています。翼は黒いですが、風切羽の基部は白いです。ハクセキレイに似ていますが、生息環境や、体を立てて止まることで、見分けがつきます。

    お問合せ先

    計画保全部計画課

    担当者:生態系保全係
    ダイヤルイン:026-236-2612