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中部森林管理局

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    クマタカ

    Nisaetus nipalensis

    黒い顔と後部に冠羽を持つ大きなタカです。令和2年、越美山地 緑の回廊モニタリング調査時と令和1年、白山山系 緑の回廊モニタリング調査時に撮影しました。


    生活:亜高山から低山の森林に棲み、一年中同一地域で暮らしています。翼は幅広く、日本に棲息するタカ科の大型種に比べると相対的に短いです。これは障害物の多い林内の飛翔に適してます。木の枝上などから地上を見張り、獲物を見つけると飛びかかる方法か、上空から地上をさぐり、獲物を見つけると翼をすぼめ急降下する方法で、獲物を捕らえます。森林生態系の頂点に位置しているため、「森の王者」と呼ばれています。
    声:「ピッピッピ、ピェー」「ピピィー、ピピ」繁殖期以外はほとんど鳴きません。
    見分け方:全長70-80cm/翼開長160-170cm。他のワシタカに比べ、翼の幅が広く、後縁部が膨らむのが特徴です。翼下面と尾には黄斑があります。タカは尾が扇になっているものが多く、ワシは直線的です。

    お問合せ先

    計画保全部計画課

    担当者:生態系保全係
    ダイヤルイン:026-236-2612