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中部森林管理局

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    2022年12月12日(168号)

    中部森林管理局メールマガジンでは、広報誌「中部の森林」の記事を基に、国有林で行われている森林づくりに関する様々な話題をはじめ、管内各地からのお便りなど、森林・林業に対しご関心をお持ちの皆様方に情報を提供させていただいております。
    また、ご購読いただきました皆様方からのご意見やご要望などを事業の参考にさせていただきます。

    さて、今回のメールマガジンですが、南信森林管理署長からのメッセージなどを記載しています。
    最後までお読みいただければ幸いです。

    INDEX

    1.森林管理局からのメッセージ

    2.広報「中部の森林」12月号(第225号)

    3.公売・入札情報

    4.お知らせ

    ☆編集長だより

    1.森林管理局からのメッセージ

    「森林資源の循環利用と御柱祭」        南信森林管理署長  開藤  直樹

    現在の我が国の森林は、先人の努力等により、戦後造成された人工林を中心に蓄積が増加してきており、過去に例を見ないほど森林資源が充実しているといわれており、山には利用期を迎えた木が育っております。この充実した森林資源を「伐って、使って、植えて、育てる」という循環利用を行いつつ、持続可能な形で適切に森林を管理していく時代となっています。

    今年は、数えで7年目ごとの寅年と申年に回ってくる諏訪大社の御柱祭が開催されました。御柱祭は、上社の本宮、前宮。下社の春宮、秋宮の4社の宝殿を造営し、社殿の4隅の御柱を建て替えるため、山から木を伐りだし、人力だけで里にある境内まで曳行して建てるのが習わしで、1,200年以上前から行われています。今回は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、山出しがトラック運搬に変更されるなど変則的ではありましたが、無事開催されました。

    諏訪大社の御柱祭では、長さ約17m、直径約1mの「もみの木」が御柱として使用されます。諏訪大社においては毎回、16本のもみの木が御柱として使われます。もみの木は植えてから御柱として使える巨木に育つには、100年~150年の長い年月が必要となります。

    数えで7年目ごとに開催される御柱祭を未来永劫途切れることなく続けて行くには、もみの木を伐って使うと同時に、植えて育てる循環利用が必要です。今回の御柱祭においては8本の御柱が東俣国有林から伐り出されました。御柱を伐り出した箇所には、もみの木の苗木が関係者により新たに植えられました。

    南信森林管理署では、東俣国有林に「御柱の森」。横川国有林には「御柱の心をつなぐ森」を設定し、協議会の皆様の協力を得ながら、将来にわたり御柱を供給出来るように森林整備を進めています。
     今後においても、国有林の資源を循環利用しながら材木の安定供給に取り組むとともに、木材供給を通じて「御柱祭」をはじめとする伝統文化の継承にも寄与するよう取り組んでまいりたいと考えています。

    2.広報「中部の森林」12月号(第225号)

    「十年・二十年・百年と子どもたちの笑顔を見守る~木曽おもちゃ美術館オープン~」などを掲載しています。
    シリーズ「森林官からの便り」、「私の森語り」、「中部の保護林」、「今は昔の林業」も掲載中です。

    【特集】

     〇木曽おもちゃ美術館オープン
     
    【各地からの便り】
     〇架線集材現地検討会を開催
     〇社会貢献も森「DCMの森 設楽町」植樹会
     〇令和4年度大鹿村育林祭に参加
     〇「北原白秋ゆかりの森」記念植樹を開催
     〇国有林モニター現地説明会を開催

     
    【シリーズ】
     〇「森林官からの便り」【南信森林管理署 駒ヶ根森林事務所 森林官 村田則幸】
     〇「私の森語り」 【(株)山共 代表取締役 田口房国】
     〇「秘蔵写真・今は昔の林業」【「白鳥貯木場」その1】 
     〇中部の保護林【南アルプス(仙丈岳等)】
     
     〇GSS撮影 フォト特集【各地からの便り】


    ☆詳しくはこちらからご覧ください。
    https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html

    3.公売・入札情報

    https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/apply/publicsale/index.html

    4.お知らせ

    中部の森林 林業従事者フォトコンテスト作品募集中です!
    普段は見られない林業現場で働く姿
    現場で使うスマホやドローンの動画に写っている姿など林業の現場で撮れた自分や同僚・仲間のgoodな写真を送ってください。

    応募対象者:林業従事者

    撮影箇所:富山県・長野県・岐阜県・愛知県内

    応募締め切り:令和4年12月23日(金曜日)

    ★「林業従事者写真コンテスト」について詳しくはこちらから⇒ https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/photo-goodwoodworkers.html



    過去の中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」はホームページからもご覧いただけます。

    ★中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーはこちらから
    https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/mailmaga/backnumber/index.html

    編集長だより

    今年最後の「広報中部の森林」も無事に発刊することができました!

    「私の森語り」や「国有林モニター紹介」にご寄稿いただいた皆様、山岳地帯の巡視や高山植物の保護などに取り組みながら、美しい風景写真を提供してくれた各地のGSSの皆様、取材対応や情報提供などをしてくれた皆様、ご協力いただきありがとうございました<(_ _)>

    局広報のスタッフ2名、来年も笑顔で「広報中部の森林」を発刊していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

    「林業従事者写真コンテスト」の作品は、今月23日まで募集しておりますので、引き続き、林業従事者の皆様からのご応募をお待ちしております☆

    年末年始、疲れがたまってしまう方も多いと思います。ちょっとした時間がありましたら、ぜひ「デジタル森紀行」で休憩してみてください。いつも私を癒してくれる白いライチョウ(5月号表紙)の写真もさりげなく追加しておきます!

    それでは皆様、よい年をお迎えください(^▽^)/


    ★デジタル森林紀行⇒ https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/photo/dezitaru-sinrinkikou.html



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    お問合せ先

    中部森林管理局 総務課広報
    〒380-8575
    長野県長野市大字栗田715-5
    MAIL:migoro@maff.go.jp
    URL:https://www.rinya.maff.go.jp/chubu

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