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中部森林管理局

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    2021年8月10日(152号)

    中部森林管理局メールマガジンでは、広報誌「中部の森林」の記事を基に、国有林で行われている森林づくりに関する様々な話題をはじめ、管内各地からのおたよりなど、森林・林業に対し関心をお持ちの皆様方に情報を提供いたします。また、購読いただきました皆様方からのご意見やご要望を事業の参考にしていきたいと考えております。

    さて、今回のメールマガジンですが、森林整備部長からのメッセージなどを記載しています。
    最後までお読みいただければ幸いです。

    INDEX

    1.森林管理局からのメッセージ

    2.広報「中部の森林」8月号(第209号)

    3.公売・入札情報

    4.新型コロナの感染リスクを下げるために全ての場面で引き続き守ってほしいこと

    ☆編集長だより

    1.森林管理局からのメッセージ

    『ウッドショックへの対応』      森林整備部長  山口  孝

    今年の春以降「ウッドショック」という新聞の見出しが散見されるようになりました。これは、アメリカに端を発した世界的な木材価格の高騰と木材製品不足が我が国にも波及し、住宅に使用する柱や梁などの製材品が不足するとともに価格が急騰し、その結果、住宅着工の遅れや住宅価格の上昇といった影響が広がってきています。

    我が国の森林資源が育成期から利用期を迎え、年々国産材の利用量は拡大してきているものの、木材自給率は令和元年(2019年)で37.8%です。このうち、ウッドショックの影響が顕著な住宅建築用に使われる分野(製材用材)での木材自給率は51%ですので、ざっくり言えば我が国の住宅建築に使われる木材の半分は輸入材ということです。
      
    この輸入材が現在、手に入りづらくなっていることから、代わりとして国産材の需要が急速に高まっています。このため、中部森林管理局では、今年度の丸太を生産する事業の早期発注を進め、国有林からの丸太を迅速に市場に供給していく取組を強化しています。
      
    もっと国産材の丸太を供給できないかという声も上がっていますが、林業従事者が減少傾向にある我が国では、輸入材不足をカバーできるだけの木材をすぐに山から伐り出せる体制にないのが現状です。

    国内の森林資源も充実してきている今こそ、今回のウッドショックを国産材の更なる利用拡大のチャンスと捉え、地域の関係者の皆様と連携しながら、丸太を効率的に生産する取組や木材の需要拡大に向けた取組を進め、コロナ禍で停滞する地域の経済活性化にもつなげていきたいと考えています。

    2.広報「中部の森林」8月号(第209号)

    ブナ坂国有林で登山道の雪渓切りを実施等を掲載しています。
    シリーズ「森林官からの便り」、「私の森語り」、「今は昔の林業」等も掲載中です。

    【各地からの便り】
     〇 ブナ坂国有林で登山道の雪渓切りを実施
     〇 岐阜県立森林文化アカデミーの国有林実習で実験林等を案内
     〇 御代田南小学校で森林体験教室を開催
     〇 ミズバショウ群生地にて観察会を実施
     〇 刃物研磨講習会を実施
     〇 令和三年度永年勤続表彰伝達式
    【シリーズ】
     〇 「森林官からの便り」【岐阜署濁河森林事務所 主席森林官 林圭樹】
     〇 「私の森語り」 【松本大学 総合経営学部観光ホスピタリティ学科 准教授 中澤朋代】
     〇 「中部の保護林」 【花々の宝石箱 中央アルプス(木曽駒ヶ岳)森林生態系保護地域】
     〇 「秘蔵写真・今は昔の林業」 【昔の服装(仕事着)】
     〇 「お役に立ちます国有林」 【ニホンジカ食害防除対策の現地展示と検討会開催】

     〇 国有林モニターのご紹介/デジ森NOW!~今がわかるトピックス~/新型コロナ対策/編集長だより


    ☆詳しくはこちらからご覧ください。
    https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html

    3.公売・入札情報

    https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/apply/publicsale/index.html

     

    過去の中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」はホームページからもご覧いただけます。


    ★中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーはこちらから
    https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/mailmaga/backnumber/index.html

    4.新型コロナの感染リスクを下げるために全ての場面で引き続き守ってほしいこと

    〇マスク着用や三密(密閉・密集・密接)の回避を徹底しましょう。
    〇換気を良くしましょう(室内の場合)。
    〇集まりは、少人数・短時間を心掛けましょう。
    〇大声をださず会話はできるだけ静かにしましょう。
    〇共用施設の清掃・消毒、手洗い・アルコール消毒を徹底しましょう。

     ・詳しくはこちらをご覧ください
       「感染リスクが高まる「5つの場面」」(内閣官房)
        ⇒ https://corona.go.jp/proposal/
     ・新型コロナウイルスについて
        ⇒ https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/index.html
     ・「5つの場面」に注意しましょう
        ⇒ https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/5scenes.html

    編集長だより

    梅雨が明け、東京2020オリンピック競技大会が、7月23日から8月8日までの17日間で開催され、競技会場では、連日選手たちの熱戦を世界中が観戦しています。コロナ禍の中ではありますが、テレビや新聞報道等で、日本人選手の活躍に一喜一憂しているのではないでしょうか。

    しかし、新型コロナウイルスの感染急拡大に伴い、緊急事態宣言(08月02日現在、6都府県)が発令されています。外出を避けて、東京五輪は、お家観戦にし、「3つの密」の回避を含め基本的な感染防止策を徹底しましょう。

    オリンピック観戦の合間に、いつでもお気軽に自宅で森林や自然の風景を楽しむことができる「デジ森(もり)」で、美しい風景もご覧になってください。

    https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/photo/dezitaru-sinrinkikou.html

    【追伸】
    モノクロ森林紀行に画像を追加しました。
    モノクロ森林紀行は、カラー写真のない時代へ時を超えて!むか~しの写真を紹介しております。
    今回、「テーマ白黒」に昔の写真七十一枚を追加しました。

    こちらへもぜひ、お立ち寄りください。
    https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/photo/dezitaru-sinrinkikou-monokuro.html



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    中部森林管理局 総務課広報
    〒380-8575
    長野県長野市大字栗田715-5
    TEL:050-3160-6513
    MAIL:migoro@maff.go.jp
    URL:https://www.rinya.maff.go.jp/chubu

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