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中部森林管理局

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    2021年7月10日(151号)

    中部森林管理局メールマガジンでは、広報誌「中部の森林」の記事を基に、国有林で行われている森林づくりに関する様々な話題をはじめ、管内各地からのおたよりなど、森林・林業に対し関心をお持ちの皆様方に情報を提供いたします。また、購読いただきました皆様方からのご意見やご要望を事業の参考にしていきたいと考えております。

    さて、今回のメールマガジンですが、治山課長からのメッセージなどを記載しています。
    最後までお読みいただければ幸いです。

    INDEX

    1.森林管理局からのメッセージ

    2.広報「中部の森林」7月号(第208号)

    3.公売・入札情報

    4.新型コロナの感染リスクを下げるために全ての場面で引き続き守ってほしいこと

    ☆編集長だより

    1.森林管理局からのメッセージ

    『三六災害と近年の山地災害』      治山課長   中澤敏雄

    近年、雨の降り方が変化していると感じておられる方も多いのではないでしょうか。気候変動に伴う短時間豪雨の増加や強度の強い降雨が長期間継続する線状降水帯などの現象によって山崩れなどの山地災害が全国各地で相次ぎ、例えば平成30年7月豪雨では広島県で約7,600箇所、令和2年7月豪雨では熊本県で約900箇所の山地災害が発生しています。

    しかし、よく見ると同じような降雨量であれば、昔と比べて山地災害が発生しにくくなっていることも確かなようです。例えば、長野県伊那谷地域では、昭和36年に発生した「三六災害」の時と比較して、令和2年7月豪雨の総降水量は約1.3倍と多かったものの、山地災害の発生箇所数は大幅に少なかったことが確認されています。。三六災害では25,637箇所もの山地災害が確認されていましたが、7月豪雨は32箇所にとどまりました。その理由として、三六災害は戦後の植林が始まった頃で森林資源が育っていませんでしたが、今回の7月豪雨では、過去からの森林造成や治山対策により人工林を中心に森林資源が充実してきており、森林土壌が保持されるなどによって表面侵食や表層崩壊が防がれたと推察されます。

    また、平成29年7月九州北部豪雨などで発生した流木災害では悪者扱いされる樹木ですが、健全に成長し大径木化した渓畔林は流木を捕捉する防災面の機能を持つことが少しずつ明らかになってきております。この機能を活かすため、危険木の除去を進めつつ、効果的な対策を打っていく必要があります。

    今後も、気象変動の影響により各地で集中豪雨等の発生が懸念される状況にあり、「防災・減災・国土強靱化のための5か年加速化対策」を進める上で、国土の3分の2を占める森林の防災機能を発揮させる治山施設の設置・強化および間伐等の森林整備の双方を間断なく進めることが不可欠と考えます。

    2.広報「中部の森林」7月号(第208号)

    新局長就任ご挨拶、特集!「国有林見どころビューマップ」の開設を掲載しています。
    シリーズ「森林官からの便り」、「私の森語り」、「今は昔の林業」等も掲載中です。

    【局トピックス】
    〇 新局長 上練三ご挨拶
    【特集】
    〇 「国有林見どころビューマップ」の開設
      【各地からの便り】
    〇 国民の森林づくり推進功労者に対する長官感謝状の贈呈ほか
    【シリーズ】
    〇 「森林官からの便り」
    〇 「私の森語り」
    〇 「秘蔵写真・今は昔の林業」
    〇 「中部の保護林」
    〇 「お役に立ちます国有林」

    〇 国有林モニターのご紹介/デジ森NOW!~今がわかるトピックス~/新型コロナ対策/編集長だより


    ☆詳しくはこちらからご覧ください。
    https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html

    3.公売・入札情報

    https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/apply/publicsale/index.html

     

    過去の中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」はホームページからもご覧いただけます。


    ★中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーはこちらから
    https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/mailmaga/backnumber/index.html

    4.新型コロナの感染リスクを下げるために全ての場面で引き続き守ってほしいこと

    〇マスク着用や三密(密閉・密集・密接)の回避を徹底しましょう。
    〇換気を良くしましょう(室内の場合)。
    〇集まりは、少人数・短時間を心掛けましょう。
    〇大声をださず会話はできるだけ静かにしましょう。
    〇共用施設の清掃・消毒、手洗い・アルコール消毒を徹底しましょう。

     ・詳しくはこちらをご覧ください
       「感染リスクが高まる「5つの場面」」(内閣官房)
        ⇒ https://corona.go.jp/proposal/
     ・新型コロナウイルスについて
        ⇒ https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/index.html
     ・「5つの場面」に注意しましょう
        ⇒ https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/5scenes.html

    編集長だより

    7月に入り、豪雨による災害が各地で発生しています。一刻も早い復旧を願うとともに豪雨災害被災地の皆様にお見舞い申し上げます。

    さて、7~8月は、東京2020オリンピック・パラリンピック開催に合わせて国民の祝日が移動した月にあたります。「海の日(7月の第3月曜日)」は7月22日、「スポーツの日(10月の第2月曜日)」は7月23日、「山の日(8月11日)」は8月8日へ変わりました。そして、梅雨が明ければ、いよいよ夏山シーズン到来!この連休を活用し海や山へとレジャーを計画されている方もいると思いますが、移動先の現地の状況を把握し、「三つの密」の回避を含め基本的な感染防止策を徹底する必要があります。また、選択の一つとして、世紀の祭典をお家で観戦するのもいかがでしょうか。本当に早く収束してほしいものです。

    最後に、新緑の季節を、いつでもお気軽に自宅で森林や自然の風景を楽しむことができる「デジ森(もり)」で、美しい風景もご覧になってください。

    ☆デジ森への入場ゲートは、以下のURLをクリックしてください。
    https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/photo/dezitaru-sinrinkikou.html



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    中部森林管理局 総務課広報
    〒380-8575
    長野県長野市大字栗田715-5
    TEL:050-3160-6513
    MAIL:migoro@maff.go.jp
    URL:https://www.rinya.maff.go.jp/chubu

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