2020年12月10日(144号)
中部森林管理局メールマガジンでは、広報誌「中部の森林」の記事を基に、国有林で行われている森林づくりに関する様々な話題をはじめ、管内各地からのおたよりなど、森林・林業に対し関心をお持ちの皆様方に情報を提供いたします。また、購読いただきました皆様方からのご意見やご要望を事業の参考にしていきたいと考えております。
さて、今回のメールマガジンですが、新型コロナの感染対策や、飛騨森林管理署長からのメッセージなどを記載しています。
最後までお読みいただければ幸いです。
INDEX
1.新型コロナの感染リスクが高まる「5つの場面」に気をつけましょう!
2.森林管理局からのメッセージ
3.広報「中部の森林」12月号(第201号)
4.公売・入札情報
☆編集長だより
1.新型コロナの感染リスクが高まる「5つの場面」に気をつけましょう!
≪5つの場面≫
1.飲酒を伴う懇親会等(大声での会話や回し飲み、箸などの共用)
2.大人数や長時間の飲食
3.マスクなしでの会話
4.狭い空間での共同生活
5.居場所の切り替わり(休憩室や喫煙所、更衣室での感染リスク)
【実績編】新型コロナの感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫を実践しましょう!
飲酒をするのであれば、1)少人数・短時間で、2)なるべく普段一緒にいる人と、3)深酒・はしご酒などはひかえ、適度な酒量で、楽しみましょう。
箸やコップは使い回さず、1人ひとりで使いましょう。
座席の配置は斜め向かいにしましょう。
会話する時はなるべくマスクを着用しましょう。
換気が適切になされているなどの工夫をしている、感染拡大予防ガイドラインを遵守したお店を利用しましょう。
体調が悪い人は参加しないようにしましょう。
感染リスクを下げていくためには、飲食店をはじめとする日常生活や職場でのこれらの場面に特に気をつけていくことが重要です。
改めて、3密の回避、手洗い、マスク着用、換気、共用施設の消毒などの徹底をよろしくお願いします
詳しくはこちらをご覧ください
「感染リスクが高まる「5つの場面」」(内閣官房)
⇒ https://corona.go.jp/proposal/
新型コロナウイルスについて
⇒ https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/index.html#5scenes
2.森林管理局からのメッセージ
『一度は行ってみたい3千m級の山々』 飛騨森林管理署長 和佐英仁
飛騨森林管理署管内(岐阜県の北部、高山市、飛騨市、白川村)には、長野県境の北アルプスや石川県境の白山など日本100名山に名を連ねる標高3千m級の山々があります。
これらの山の頂に立つには、日帰りは難しく、山小屋やテントでの宿泊が必要となります(乗鞍岳は2700mまでバスで、西穂独標は2100mまでロープウエイで気軽に行け、日帰りができる場所もあります)。体力と時間を要しますが、その分、目的である山頂に到着し眺める風景は、言葉にするのは難しいですが心に感銘を与えてくれます。また、沈む夕日や早起きをして朝日を見るのも心が洗われるようです。山を登るたびに、たとえ同じ山でも、季節や天候の違いにより、別の印象を与えてくれますので、一度は、足を運んで頂けたらと思います。
飛騨森林管理署管内の印象に残る山を紹介します。
1.槍ヶ岳・・「アルプス一万尺」の歌詞にも出てくる山で、槍の穂先に似た山頂です。山頂に至る最後の30分は、岩場をはしごや鎖で登ります。槍ヶ岳山荘から山頂を見ていたときに、降りてきたご婦人の「生きててよかった」との言葉を聞き、山荘からの眺めで十分満足した経験があります。自分の技術を過信せず安全な登山をお願いします(1泊2日、17時間)。
2.双六岳・・奥飛騨温泉郷から小池新道を登り、長野県県境にある山で、三俣蓮華岳、黒部五郎岳、樅沢岳などが近くにあり、双六小屋等を拠点に1泊、2泊して、それぞれの頂からの眺めや高山植物、雷鳥などを見ながら、ゆっくりとした時間を過ごせる場所です。特に、小池新道は浮き石が少なく整備された登山道ですので、自分に合ったペースで登ることができます。また、槍ヶ岳方面から昇る朝日は、今日一日の活力になります(1泊2日、16時間)。
3.白山・・・石川県との県境にあり、白川村の白水湖から登り始めます。周辺は、ブナやナラの巨木に囲まれ、春の新緑、秋の紅葉が、エメラルド色の白水湖に映え、見ていると時間の経過を忘れるようです。特に、白山登山の後、露天風呂に浸かりながら眺める景色に癒やされます(飛騨白山白川郷自然休養林、1泊2日、10時間)。
日本の住宅は、多くが木材でできていますが、木材を供給する森林、生業としての林業、特に、林業は、長い時間をかけてスギやヒノキを育て、成長した木を切って丸太を生産しています。また、我々の生活は、森林からの水や空気などにより維持されていますが、一般の人が森を感じることや林業を目にすることは少ないのではないでしょうか。山の頂に立ち、眼下に広がる森林地帯を眺めるときに、身の回りにある木材がこの山の中で育ったものであること、森林から様々な恩恵を受けていることを思い出して頂けたら幸いです。
3.広報「中部の森林」12月号(第201号)
今月の広報「中部の森林」では、特集2020ミス日本みどりの女神井戸川百花さん一日中部森林管理局長に就任、シリーズ「木曽式伐木運材図会の解説」、「森林官からの便り」等を掲載中です。
ご当地自慢は、南信森林管理署「大平宿」です。
〇 特集
2020ミス日本みどりの女神井戸川百花さん一日中部森林管理局長に就任
〇 本局トピックス
国有林野の所在する市町村長等との連絡協議会を開催~ほか
〇 各地からのたより
(獣害対策の実施~ついで見回り・通報~ほか)
〇 森林のお仕事紹介コーナー
「森林官からの便り」(岐阜森林管理署板取川治山事業所)
〇 連載「木曽式伐木運材図会」の解説(第8回)
〇 シリーズ「ご当地自慢」(南信森林管理署「大平宿」)
〇新型コロナの感染リスクが高まる「五つの場面」に気を付けましょう!
〇 〇高〇国(まるこうまるこく)木曽ひのきを活用した消毒液スタンド寄贈される/編集長だより
☆詳しくはこちらからご覧ください。
https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html
4.公売・入札情報
https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/apply/publicsale/index.html
過去の中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」はホームページからもご覧いただけます。
★中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーはこちらから
https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/mailmaga/backnumber/index.html
編集長だより
中部の山々は、真っ白く化粧され、里の方にも白い妖精がチラチラ舞い踊る季節になりました。例年、この時期に頭に想い浮かぶものは、あったか~いもの。寒いときほど、辛くて、痺れるようなキムチ鍋がいいいですね~。辛いものが不得手な方には、辛さを和らげるため、甘めの麹味噌や、麦味噌などと、食べる直前にひきわり納豆と仕上げの生卵を入れると味も栄養価もぐ~んっとアップ(卵は、半熟状態がよりまろやか!)。
キムチや納豆などの発酵食品には、免疫力を高める効果、辛いものには発汗作用、ストレス発散効果もあり、ここにたっぷりの野菜と豚バラ、まさにこの時期の健康食、医食同源。コロナ禍の中、家料理のひとつとしてお楽しみください。
また、目の保養、心の健康には、いつでもお気軽に自宅で森林や自然の風景を楽しむことができる「デジ森(もり)」で、美しい風景をご覧になってはいかがでしょうか。
ぜひ、“デジ森”へお気軽にお越しください。
☆デジ森への入場ゲートは、以下のURLをクリックしてください。
https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/photo/dezitaru-sinrinkikou.html
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