2020年11月10日(143号)
中部森林管理局メールマガジンでは、広報誌「中部の森林」の記事を基に、国有林で行われている森林づくりに関する様々な話題をはじめ、管内各地からのおたよりなど、森林・林業に対し関心をお持ちの皆様方に情報を提供いたします。また、購読いただきました皆様方からのご意見やご要望を事業の参考にしていきたいと考えております。
さて、今回のメールマガジンですが、南木曽支署長からのメッセージなどを記載しています。
最後までお読みいただければ幸いです。
INDEX
1.森林管理局からのメッセージ
2.広報「中部の森林」11月号(第200号)
3.公売・入札情報
☆編集長だより
1.森林管理局からのメッセージ
『三留野宿、野尻宿、須原宿について』 南木曽支署長新家孝之
中央アルプスは、令和2年3月27日に中央アルプス国定公園に指定されました。
中央アルプスの西側に木曽川が流れ、木曽川に沿って中山道が伸びています。近年、中山道を歩かれる方が多く見られます。中山道木曽十一宿と言われ十一の宿場があり、奈良井宿(ならいじゅく)、妻籠宿(つまごじゅく)、馬籠宿(まごめじゅく)が有名です。南木曽支署が管轄している大桑村には須原宿(すはらじゅく)と野尻宿(のじりじゅく)、南木曽町には三留野宿(みどのじゅく)と妻籠宿(つまごじゅく)があります。当支署の前を旧中山道が通っており京方向へ向かうと妻籠宿、馬籠宿と続き、江戸方向へ向かうと三留野宿となり、その先が野尻宿、須原宿と続きます。
今回、三留野宿、野尻宿、須原宿について説明します。
三留野宿は、交通の要衝として妻籠宿と並び栄えました。大火により当時の姿は失っていますが、わずかに出梁造(だしばりづくり)や卯建(うだつ)のある家が残っており、当時をしのぶことができます。本陣跡には、本陣の庭木であった枝垂梅(町天然記念物)の古木があります。
野尻宿は、木曽十一宿の中でも奈良井宿につぐ長さを誇り、本陣・脇本陣跡、高札場跡などがあります。大火により当時の面影は少なくなっていますが、格子窓と低い軒並みが当時の面影をわずかにとどめています。外敵を防ぐため狭く曲がりくねった街並みが特徴で「七曲がり」と呼ばれています。
須原宿は、古くから栄えた土地にある宿場で、本陣跡、高札場跡、一里塚跡などがあります。京方向の入り口には敵を防ぐための枡形が設けられ、今でもその形態が保存され、清水が湧く宿場町として軒先には丸太をくりぬいた「水舟」が随所に置かれています。
木曽地域は平成28年度「日本遺産」に認定されました。中山道の宿場以外にも多くの名勝・史跡などがあります。中山道木曽路と周辺の名勝・史跡などを巡ってみてはいかがでしょうか。
2.広報「中部の森林」11月号(第200号)
今月の広報「中部の森林」では、200号記念特集、シリーズ「木曽式伐木運材図会の解説」、「国有林モニターのご紹介」を掲載中です。
ご当地自慢は、東信森林管理署絶景「白駒の池と苔の森」です。
〇 創刊200号記念特集
1管内4県知事等からのメッセージ
2創刊200号発行に当たってのご挨拶(中部森林管理局長)
3「中部の森林」メモリアル~紙面で紹介した主な出来事~
4森林と林業の未来を語り隊 ~若手職員の座談会(WEB開催)~
52020ミス日本みどりの女神から応援メッセージ
〇 本局トピックス
「ミレニアムの森」タイムカプセル開封式の開催
〇 各地からのたより
(豪雨で出材が減少する中、記念市に高品質材を出品~ほか)
〇 森林のお仕事紹介コーナー
「森林官からの便り」(飛騨森林管理署宮森林事務所)
〇 連載「木曽式伐木運材図会」の解説(第7回)
〇 シリーズ「ご当地自慢」(東信森林管理署絶景「白駒の池と苔の森」)
〇 各地からの紅葉だより/編集長だより
☆詳しくはこちらからご覧ください。
https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html
3.公売・入札情報
https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/apply/publicsale/index.html
過去の中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」はホームページからもご覧いただけます。
★中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーはこちらから
https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/mailmaga/backnumber/index.html
編集長だより
祝!広報誌「中部の森林」創刊200号読者の皆様に感謝申し上げます。
メモリアル記事を編集しながら、全国植樹祭等の全国規模のものや、COP10など世界規模のイベントまで、また、庁舎がドラマの撮影現場に使用されたり、テレビ番組を制作したりと様々な取組を紙面で紹介してきたことをあらためて実感できました。また、職員はじめ、たくさんの方がこの広報誌を支え、応援してくださったことに心から御礼申し上げます。
さて、深まる秋に朝晩の冷え込みも一段と厳しくなってきました。この季節は、澄んだ空気により、晴れた日には遠くの景色を見渡せます。紅葉狩りの前に、ぜひ、デジ森(もり)の秋の風景写真をご覧ください。
ぜひ、“デジ森”へお気軽にお越しください。
デジ森への入場ゲートは、以下のURLをクリックしてください。
https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/photo/dezitaru-sinrinkikou.html
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お問合せ先
中部森林管理局 総務課広報
〒380-8575
長野県長野市大字栗田715-5
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