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中部森林管理局

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    2019年9月25日(129号)

    中部森林管理局メールマガジンでは、広報誌「中部の森林」の記事を基に、国有林で行われている森林づくりに関する様々な話題をはじめ、管内各地からのおたよりなど、森林・林業に対し関心をお持ちの皆様方に情報を提供いたします。また、購読いただきました皆様方からのご意見やご要望を事業の参考にしていきたいと考えております。

     さて、今回のメールマガジンですが、中部森林管理局経理課長からのメッセージなどを記載しています。
     最後までお読みいただければ幸いです。

    INDEX

    1.森林管理局からのメッセージ

    2.広報「中部の森林」9月号(第186号)

    3.「10月の見どころ聴きどころ」ダイジェスト

    4.公売・入札情報

    1.森林管理局からのメッセージ

    「ニホンライチョウを守れ」          計画課長 富岡弘一郎

    私とライチョウの出会いは、昨年6月末の南アルプスで、シカの食害から高山植物保護防鹿柵を設置するために移動している時でありました。梅雨時の雨の中、ガスが立ちこめ見通しがとても悪い状況したが、これが幸いしたのか雄や子連れの雌と複数回、至近距離でバッタリと出会うことができました。雄は一鳴きし逃げましたが、子連れの親子は、こちらは関係なしにチョコチョコ歩いていました。人を恐れぬその姿はとても愛くるしいのですが、改めて弱い立場の生物であることを実感しました。
    ニホンライチョウ(特別天然記念物)は、北アルプスや南アルプスなどの高山帯に生息し、氷河期の生き残りといわれています。その数は、1980年台の3,000羽から2000年代には1,700羽と大きく減少し、環境省のレッドリストでは、絶滅危惧IB類(近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの)に指定されています。
    原因は、人間が残す残飯を目当てに生息域を拡大したカラス、キツネ等天敵の増加、地球温暖化の影響によるエサとなる高山植物や営巣場所となるハイマツの減少等生息環境の変化といわれています。
    ライチョウの保護増殖に向けた取組については、環境省を中心に実施されており、中部森林管理局の取組としては、登山者への注意喚起や高山植物が踏まれないようロープ張りなど巡視活動を行っております。巡視活動では、高山植物の踏み荒らし、レトルト残渣や食品包装袋等のゴミ投棄、ライチョウの写真を撮りたいがための追い回しなどの例がみられるなど、登山者のマナーが課題となっております。
    一般の私達は直接ライチョウを守り育てることはできませんが、高山植物の採取はしない、高山植物を踏まない(登山道を外れない)、食品やゴミは山に置いていかない、ライチョウを見かけた場合はそっと見守るなど、山のルールを守ることが、私達ができる保護活動といえるでしょう。

    中部森林管理局の希少野生動植物種保護管理事業については、以下からご覧になれます。
    https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/policy/business/conservation/kisyo_dousyokubutu/index.html

    2.広報「中部の森林」9月号(第186号)

    今月の広報「中部の森林」では、「山岳科学フィールド実習の受入れ~山岳科学連携協定~」などを掲載しています。
    ご当地自慢は、北信森林管理署の「黒姫山」です。また、10月の見どころ聴きどころの情報もたくさん掲載しています。

    • 本局のトピックス(山岳科学フィールド実習の受入れ~山岳科学連携協定~ほか)
    • 各地からのたより(山の日制定記念「山の日」四方山祭りin上高地ほか)
    • シリーズ「ご当地自慢」(北信森林管理署「黒姫山」)
      森林のお仕事紹介コーナー
      ☆「森林官からの便り」(南木曽支署蘭森林事務所)
      ☆「森林・林業界からの便り」(有限会社根尾開発)
      ☆「森林土木業界からの便り」(木曽土建工業株式会社)
    • 10月の見どころ聴きどころ


    ☆詳しくはこちらからご覧ください。
    https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html

    3.「10月の見どころ聴きどころ」ダイジェスト

    (上旬)

    4日第13回中央アルプス山麓美酒フェスタ(南信署駒ヶ根市)
    5日~11月4日カヤの平高原・秋山郷シャトル便運行(北信署飯山市・木島平村・栄村)
    5日岐阜大学70周年記念シンポジウム「野生動物管理の推進を担う地方大学の取り組み」(岐阜署岐阜市)
    5日~6日HAKUBA山フェスタ(中信署白馬村)
    5日、6日第4回飛騨位山トレイル大会(飛騨署高山市)
    6日第58回信州木曽・上松赤沢森林浴大会(木曽署上松町)
    6日伊那市環境展2019(南信署伊那市)
    8日明神池お船祭り(中信署松本市)
    上旬~下旬乗鞍高原の紅葉(中信署松本市)
    上旬~下旬奥裾花自然園(北信署長野市)
    上旬~下旬美ヶ原高原の紅葉(中信署松本市)
    14日~20日秋の森の見どころと森での健康づくり展(中部森林管理局長野市)

    (中旬)

    中旬から11月中旬阿寺渓谷の紅葉(南木曽支署大桑村)
    12日から14日、19日、20日米子大瀑布シャトル便運行(北信署須坂市)
    19日 南アルプス林道バス開業40周年記念水峠紅葉トレッキングツアー(南信署伊那市)
    鎌池の紅葉(中信署小谷村)
    19日19木トピア(愛知所新城市)
    20日第5回飛騨小坂おんたけパノラマウォーキング&ジョギング(岐阜署下呂市)

    (下旬)

    下旬~付知峡の紅葉(東濃署中津川市)
    25日~11月20日第48回岐阜公園菊人形・菊花展(岐阜署岐阜市)
    27日めいほう高原秋祭り2019(岐阜署郡上市)
    31日地域とつくる健康・人材プログラム講演会((株)長瀬土建)(飛騨署)
    下旬~11月上旬飛騨美濃せせらぎ街道の紅葉が見頃(高山市~郡上市)

    ☆魅力イッパイ国有林などに関する写真投稿を随時募集しています。
    ステキな写真が撮れましたらmigoro@maff.go.jpまで電子メールでお送りください。(1メール容量2MB以内)
    特にステキな写真は、広報誌「中部の森林」の表紙に掲載し紹介させていただきます。ご投稿には、氏名又はニックネーム、「10月の見どころ聴きどころ」の掲載番号等、撮影日を記入してお送りください。感想やコメントを添えて頂いても構いません。
    ☆森林でのお仕事紹介コーナーを見て、ご興味を持っていただけたら幸いです。進路を検討中の皆さま、お気軽に最終ページのお問合せ先へご相談ください。 

    4.公売・入札情報

    https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/apply/publicsale/index.html

     

    過去の中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」はホームページからもご覧いただけます。


    ★中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーはこちらから
    https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/mailmaga/backnumber/index.html


    ☆編集後記

    魅力イッパイ国有林などに関する写真投稿を随時募集しています。
    ステキな写真が撮れましたらmigoro@maff.go.jpまで電子メールでお送りください。(1メール容量2MB以内)
    特にステキな写真は、広報誌「中部の森林」の表紙に掲載し紹介させていただきます。ご投稿には、氏名又はニックネーム、「10月の見どころ聴きどころ」の掲載番号等、撮影日を記入してお送りください。感想やコメントを添えて頂いても構いません。
    森林でのお仕事紹介コーナーを見て、ご興味を持っていただけたら幸いです。進路を検討中の皆さま、お気軽に最終ページのお問合せ先へご相談ください。

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    お問合せ先

    中部森林管理局 総務課広報
    〒380-8575
    長野県長野市大字栗田715-5
    TEL:050-3160-6513
    MAIL:migoro@maff.go.jp
    URL:https://www.rinya.maff.go.jp/chubu

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